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教科SHOW

中学校の技術・家庭 服は「作り方」から「買い方」へ

2008年03月13日

 華やかなファッションショー。モデルが着ている服が欲しければ、その場ですぐ携帯で注文できる。そんなネット売買も登場し、物の「買い方」は多様になっている。中学の技術・家庭の家庭分野はそんな消費社会を反映し、洋服作り中心から、「買う目」を養う内容へ変化している。

 戦前の女子教育の柱は、和服を仕立てる「裁縫科」だった。「被服」と呼ばれるようになった戦後は、職業科や家庭科の一単元に変わり、52年の教科書ではブラウス、ズボン、羽織などを作っていた。その後、ライフスタイルの変化にあわせ、ズボン・羽織は、スカートやパジャマなどに。マフラー編みなど「手芸」も取り入れた。

 男子生徒も81年から、家庭科単元を選択で履修するようになり、スモックなどを作った。現在は女子も選択となり、手芸は02年から姿を消した。

 代わってクローズアップされてきたのが、シャツやパンツ、スカートなどを組み合わせる「コーディネート」、洗濯やアイロンに関する表示の見方、ほつれの補修など。編集部の樋口良子部長は「社会の中心が、生産から消費へと変化していったことが大きい」と話す。

 自分の衣服作りを想定していたカリキュラムは現在、消費生活に軸足を置いている。「被服の製作や手芸は生活を潤し、楽しいことです。それは忘れないで欲しいですね」

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