現在位置:asahi.com>教育>小中学校>ネッティリポート(エヌ・ティ・エス提供)> 記事 リベラルな男子校。勉強とクラブの「文武両道」を追求(鎌倉学園中学校)2007年10月22日 古都鎌倉の静寂で落ち着いた学習環境
12世紀末、源頼朝による開幕以来、わが国初の本格的な禅の修行道場として750年以上の歴史と伝統のある建長寺。その広大な建長寺の境内に隣接して建つ鎌倉学園は、86年の歴史があり、リベラルな校風で、伸び伸びとした雰囲気を持っています。最寄駅「北鎌倉」からの通学路周辺には、円覚寺、明月院(あじさい寺)などがあり、緑豊かで古都鎌倉ならではの静寂と落ち着きのある環境です。 クラブを通して自己を知り、人間関係を確立する 鎌倉学園の校訓「礼義廉恥」は、「人として身につけなければならない社会の正しい道理を知り、心清くして悪を恥じ、不正を行わない」ということ。「自主自律」の禅の精神を受け継ぎ、「知・徳・体」のバランスのとれた人間、「文武両道」を理想としています。そのため、同校では、授業同様にクラブ活動も重要な学習機会と位置づけ、生徒の参加を推奨しています。 現在、クラブは運動系16、文科系20の計36部があり、中1ではほとんどの生徒が所属しています。ボクシング、アメリカンフットボールなど男子校ならではの珍しいクラブもあり、豊富な種類の中から、自分のやりたいことが見つけられます。 広報の青瀬先生は「教員は、全員何らかのクラブ顧問を受け持っています。「8:25〜15:05の授業と15:30〜17:30のクラブ活動の2つがセットで1日」と考えて指導にあたっています。同じ目標を持つ仲間と競い合い、チームプレーなど、教室では決して学ぶことができない大切なものがあります。また、本校では、卒業生が頻繁にクラブ顧問を訪ね、学校に戻ってきます。在校生は、クラブ活動でのアドバイスや進路選択時の体験談などを気軽に尋ねています。等身大の自分に近い卒業生の話は素直に聞けるようです。このような卒業生から在校生へ脈々と受け継がれていく体験の継承が、カマガクの伝統を作っているのです」と語ります。 坐禅教室を通して自分の純粋な本心に向き合う 鎌倉学園では、現在、宗教教育はほとんどありませんが、年に2回、中1〜高1を対象とした坐禅教室が行われています。青瀬先生は「自分の純粋な本心に向き合ってほしいと考えています。今はまだわからなくても、大人になって、坐禅の意味や価値がきっとわかるはずです」と言います。 男子校の6年間でつくる「一生の友」 何がインプットされ吸収できたかで、人間の基盤の部分ができる最も重要な中・高の6年間。同じ釜の飯を食らい、練習の辛さや勝利の喜びを共にした仲間は、社会に出てからも一生の友となります。大学や社会人になってからの友人とは違い、利害関係のない中・高時代の友人とは自由に人間同士の付き合いができるもの。男同士の言葉のキャッチボールや真剣な語り合いが気兼ねなくできる男子校での6年間は、人生の中の貴重な瞬間でもあります。歴史と伝統と文化の街、鎌倉の地で過ごす6年間は更に格別なものになりそうです。 (ネッティランド かわら版10月号掲載 エヌ・ティ・エス提供) この記事の関連情報ネッティリポート バックナンバー |
ここから広告です 広告終わり ここから広告です [PR]注目情報ここから広告です 広告終わり 一覧企画特集
どらく
鮮明フル画面
朝日新聞社から |