現在位置:asahi.com>教育>小中学校>ネッティリポート(エヌ・ティ・エス提供)> 記事 一人ひとりの成長をサポートする都内唯一のカトリック共学校(東星学園中学校)2007年10月22日 フロジャック神父の意志を継ぐ。奉仕の精神をいまも大切に
西武池袋線「秋津駅」より徒歩約10分、JR武蔵野線「新秋津駅」より徒歩約15分の緑豊かな地に、来春2008年から共学校となるカトリック校・東星学園の自然に囲まれたキャンパスが広がっています。 同学園の創立者ヨゼフ・フロジャク神父は、この清瀬の地に1933年、結核患者のためのサナトリウムを建設。この当時、結核はまだ完治の困難な病気。しかし、そうした患者さんが希望をもって自活できるよう、療養農園としてこの「ベトレヘムの園」は作られました。そしてその子弟を預かる学校として、東星学園小学校が設立。やがて周辺地域からの通学生の受け入れを開始して、幼稚園、中学校、高校が設立され、現在に至っています。 1947(昭和27)年に設立された東星学園中学校は、1969(昭和44)年までは男子も受け入れており、その後、約40年にわたり中高6年一貫の女子教育体制をとってきた同校ですが、来春2008年から共学校となることは、創立時の姿に立ち返ることでもあります。こうして再び、都内では唯一であり、首都圏・全国にも数少ないカトリックの共学校として再出発します。 最も小規模なカトリック校ならではの手厚いサポート 「誠実な人」・「努力する人」・「自立した人」・「奉仕の精神を持つ人」という4つのキーワードと、「よい人を目指す」というシンプルな教育目標を掲げてきた同校の姿勢は、いつの時代も、カトリック精神を柱とする私学として変わることのない大切なものです。 そのうえで、「学力を高めることと、生徒の希望に応えて進学実績をあげることが新たな目標です」と校長の加勇田修士先生。これは、「人の役に立つためにも、それぞれ資格やスキルが必要になることがあります」という考えに則ったものです。 また、小学校70名、中・高60名が一学年の定員という東星学園は、首都圏のカトリック校のなかでも最も小さな規模です。「小規模校のメリットは、習熟度別授業はもちろん、個々の生徒に個別指導に近い対応ができる点にあります。それだけに本校では、30数名の教員が、授業やクラブにフルに力を発揮しています」と加勇田先生は笑顔で語ります。 カウンセリングも導入し、より良い雰囲気づくりをめざす 2002年(平成14)年から同校の校長を務める加勇田先生は、新宿山吹高校をはじめ、学校カウンセリングの専門家として、数々の経験や事例研究を重ねてきました。ご自身クリスチャンであり、カウンセリングの経験を東星学園の学校現場で生かすことができるようになった現在、先生は大きな使命(ミッション)と手ごたえを感じているといいます。 生徒アンケートをもとに、一人ひとりの声を傾聴し、必要に応じてエンカウンターやピアサポートと呼ばれる支援を実施することで、クラスのなかや、生徒と教員の間に肯定的な雰囲気が生まれます。それが生徒にとって学校生活を楽しくし、なおかつ学力アップにもつながることが期待できるといいます。 「カトリック校の精神と、カウンセリングの基本理念には共通するものがあり、相乗効果が期待できると思います」と加勇田先生。 そうした教育姿勢や温かな雰囲気を理解し、それに魅力を感じた家庭から、素直で優しい子どもたちが入学を希望してきた東星学園。 そうした良き伝統のうえに、男子が新たに加わることで、より多彩な個性が育っていくことでしょう。ますます自発的に、楽しく学ぶことのできる学園をめざして、21世紀の東星学園の歴史がスタートします。 (ネッティランド かわら版10月号掲載 エヌ・ティ・エス提供) この記事の関連情報ネッティリポート バックナンバー |
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