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「高潔善美」を体現する合唱・書初め・主張コンクール(相模女子大学中学部)

2008年2月13日

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 相模女子大学中学部の行事には、建学の精神「高潔善美」に則ったものが多くあります。創立者・西澤之助氏の「学術技芸にたけるだけでは足りず、高尚かつ心術堅固な徳操を養成すべき」という思いを汲んだものです。これからの季節に行われる合唱コンクール、書初め展、主張コンクールをご紹介しましょう。

 ◆音楽教育に定評ある同校のハイレベルな合唱コンクール

 第32回となる今年の合唱コンクールは、12月15日(土)午前10時から開かれます。もともと、「心を育てる」「感性を育てる」教育の観点から同校では音楽教育がたいへん盛んで、毎年、非常に高いレベルの歌声が披露されます。一般にも公開されていて、立ち見も出るほどだとか。審査部門は合唱だけでなく、指揮者や伴奏者も対象になっており、歴代の個人賞受賞者の中から国際的演奏家も輩出しているそうです。

 また、6年前から童謡・唱歌教育にも力を入れています。音楽の授業に組み込み、教科書とは別の歌集で日本の伝統、日本語の美しさ、人としての生き方、四季、原風景を残す気持ちなどを教えています。この心を育てる童謡・唱歌の教育法は各方面から注目されています。

 ◆墨の香りに気持ちも引き締まる書初めで伝統の良さに触れる

 1月8日、新年最初の登校日には全員が教室で書初めをします。規定課題または建学精神のことば「高潔善美」から選び、その場で書き上げます。当日、学校から配られる用紙は2枚のみ。皆、真剣な面持ちで筆を運びます。うまくいく生徒もいれば、緊張のあまり本来の力が出せない生徒もいますが、その日までの努力の過程が大事だとのことです。

 書についても童謡と同じく、日本の伝統文化に親しむことと、個性を伸ばして輝く場所を持つことが目的。1年生は年間を通して「表現」の授業で書道に触れており、2・3年生も国語の時間の一部を書道にあてています。作品は審査の上、入賞作品を選出するとともに、全員の作品が校内に展示されます。

 ◆発表する力、聞く力を養成、5分に賭ける主張コンクール

 1月11日(金)には第34回主張コンクールが実施されます。NHKの「青年の主張(青春メッセージ)」にならって開催されるようになった行事です。本家は2004年放送分で終了しましたが、同校では現在も生徒たちが熱く語っています。

 この行事の目的は、自分の意見を正しく発表すること、人の意見を聞くことを通して、民主社会の成員としての態度を養うことです。

 課題は自由で時間は5分以内。日頃思っていること、声を大にして訴えたいことを原稿用紙4枚程度にまとめて主張します。1クラス2名ずつが次々と演壇に立ちます。昨年度は、「ニート」「日本文化」「感謝」「家族」「環境」「将来」などをテーマにした作品があったそうです。

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