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数学を通して伝えたいこと(横浜英和女学院中学校)

2008年7月11日

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写真写真写真左:野中さん 右:川口さん

 ◆自由参加という環境が育む学ぶ意欲

 横浜英和女学院の数学科の先生方は指名制の補習とあわせて、生徒が自由に参加できる勉強会や補講をあらゆる機会に実施しています。それは、数学に対する学習支援だけではなく、生徒の学びに対する目的意識を育むことを重視しているからです。

 年に5回、定期テストの直前に行われる数学勉強会は中1から高3の生徒が150名ほど参加します。もちろん、全員希望者です。なぜ、これほど多くの生徒が参加するのでしょうか。

 「友達の姿を見ることは生徒にとって大きな刺激となります。勉強ができる子がひたすら手を動かして問題を解く姿。苦手分野を教えあうこと。そういった環境がお互いを触発するのではないでしょうか」と小池先生は語ります。

 先生方も参加した生徒に全力で対応します。学年や担当を問わず、勉強会の各教室を回り、生徒に声をかけます。数学科全体でフォローすることにより、どの先生にでも生徒が質問できる環境を設定しているのです。同時に、どの教員も学年を超えて、生徒の全体像を把握し、サポートできる状態を作り上げていくこと。これが、横浜英和女学院がつくりあげる学びの環境なのです。

 ◆パワーの源は教員同士のチームワーク

 「いつでもいるね」。これは横浜英和女学院の生徒が数学科の先生に抱いているイメージです。

 平日・土曜・長期休業中を問わず、とにかく朝から生徒が帰るまで数学科の先生方の姿を見かけることができます。必要とあれば高校2、3年生対象の早朝補講も実施。これも自由参加ですが、7時半からの補講に40名近くの生徒が参加したこともあります。

 自主的に参加できる生徒もいますが、それができない生徒も現実にはいます。特に中学生はまだ精神的にもそこまでの強い意識を持っていないケースも少なくありません。

 そこで行うのが計算力テスト。合格点を取るまで何回でも再試験を繰り返します。数回繰り返しても合格しない生徒には、前日に指名補習を行い、その翌朝テストを実施。補習でやったことが「できた!!」という実感の積み重ねが、次へつながっていきます。その喜びから、自分から復習をするようになり、合格点を取れるようになるのです。

 松下先生は「生徒はいつのまにかできるようになっていくのです。気が付いたら勉強させられていたという感覚でしょうか」と気軽に語ります。しかし、いつのまにかできるようになるという謎は「いつもいるね」という生徒の一言で解くことができます。

 とことん生徒に寄り添い、最後まで付き合い、見守りつづける。夜通し、生徒について語りあう。そんな先生方の熱意とチームワークが生徒に魔法をかけ、学ぶ意欲を喚起させるのです。そしてそのパワーは学院全体に波及し、今年から自由参加の英語勉強会も開催されています。

 ◆6年間のその先も生徒を支援

 数学勉強会には卒業生も在校生の支援に駆けつけています。写真の2名の卒業生は高校1年次から数学の教員になりたいという明確なキャリアビジョンを持っていて、ボランティアで数学勉強会も手伝っている大学生です。

 「在学中に先生から演習問題を2回やりなさいと言われ、それなら3回やろうと思いました。やればやっただけ、応えてくれる面倒見のよい先生が横浜英和にはいます」と語る野中さん。

 「予備校に行かなくていいと言われたときは心配でしたが、学校でがんばれば力がつく環境があります。その中で積み重ねたほうが、自分の力が必ず伸びます」と語る川口さん。

 二人の言葉からは、先生との強い絆と信頼関係が見えてきます。

 最後に先生方になぜそこまでされるのですかと質問したところ、返ってきたのはたった一言。

 「学校と生徒が好きだからです」。

 ■学校説明会

 9月 9日(火) 10:00〜11:30

10月22日(水) 10:00〜11:30

12月13日(土) 10:00〜12:30※要予約6年生のみ

 1月10日(土) 10:00〜12:30※6年生のみ

 ■キャンパス体験(要予約)

9月27日(土) 10:30〜12:30

 ■ナイト説明会(要予約)

12月5日(金) 18:30〜19:30

 ■シオン祭(事前申込み不要)

11月3日(月)・(祭) 9:00〜16:00

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