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キャリアをつける教育の第一歩(横浜英和女学院中学校)

2008年10月16日

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 ◆学習は「頭で理解する」ことと「五感で理解する」ことが大切

 「物事を机で教えるだけではなく、実際に見て考えさせること。生徒が何かを感じて、自ら考え始める環境を設けて、学びにつなげることが社会科ではとても大切だと考えています」と横浜英和女学院の高坂先生は語ります。

 夏に行われた公民の校外見学では東京証券取引所、東京タワー、日本銀行、貨幣博物館の4箇所を回りました。東京証券取引所では、株価を示す電光掲示板がめまぐるしく動き、今まさに経済が動いているということを実感しました。

 日本銀行では、以前まで使用していた地下の倉庫に入ることができ、一国家の中央銀行の大きさを体で実感したようです。ところどころで「へえ〜これが本物なんだ〜」という声が聞こえてきました。

 教科書で学んだばかりの経済の要所を実際に見たり触れたりすることで、机上で学んだことが現実の社会でどのように動いているのかを実感することができます。この実感が伴うと、生徒の脳内で知識の定着が加速するのです。

 ◆「読んで・歩いて・考える」課題学習

 高1・高2では必修で世界史A、日本史A、選択日本史・世界史を学習します。そこで授業とは別に、課題学習として、夏休みを中心に調査をし、レポート発表を行っています。

 日本史の課題学習では地域社会を探究。自分たちの住む地域の歴史や文化を探ることによって実感として歴史を理解し、生きた歴史的知識を身につけることが目標の一つです。地域の図書館・博物館・美術館・資料館などを訪ね、そこから興味を持ったものを研究対象に選び、実際に史跡や文化財を歩いて調査します。

 生徒たちは実にさまざまなテーマを発見します。

「街道と宿場、関所の研究」

「横浜の新田開発の歴史」

「地名が語る歴史」

「地域の芸能、年中行事」

 10枚以上のレポートに加え、生徒一人ひとりが紙芝居やパワーポイントを制作し、工夫を凝らします。その評価は「内容構成・完成度・発表態度・話し方・理解度」といった5項目にわたり、生徒同士が評価票を用いてお互いに採点します。

 この相互評価が刺激となり、生徒を触発するのです。その結果、先生方も知らなかった歴史的事実を発見するような優れたレポートが次々と発表されています。

 ◆定期試験や資格試験を通して現実と照らし合わせた学習を展開

 公民の授業では、定期試験の最後に時事問題が出題されます。現代の社会で今何が起こっているのかを把握することや世の中の動きに敏感でいることは、これから社会に出て行く上で欠くことのできない力となります。

 さらに、新聞やテレビのニュース報道を読み解くための「時事力」を認定する「ニュース時事能力検定試験(以下N検)」を今年から採り入れています。近年、資格を持っていることを評価する大学が増えています。N検を受験する生徒は政治・経済・国際問題・社会/環境・文化/スポーツなど幅広いジャンルについて学ぶため、小論文やグループディスカッションでも力を発揮します。

「いかに現実の社会と知識を照らし合わせてあげられるか。それは教える教師として常に意識しなくてはならないことです。生徒が将来社会に出たときに、生活面でもキャリアでも素地となるものを作ってあげたいです」と高坂先生は語ります。

 横浜英和女学院の社会科は、知識の習得の先にある、生徒一人ひとりのキャリアを視野に入れた取り組みを展開しています。

 ■学校説明会

10月22日(水) 10:00〜11:30

12月13日(土) 10:00〜12:30※要予約6年生のみ

01月10日(土) 10:00〜11:30※6年生のみ

 ■ナイト説明会(要予約)

12月 5日(金) 18:30〜19:30

 ■シオン祭(事前申込み不要)

11月 3日(月)・(祝)9:00〜16:00 ※個別相談

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