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科目ごとの理科実験室を備えた新校舎と全面人工芝の広大なグラウンドが完成。(昭和学院秀英中学校)

2008年11月26日

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 昭和学院秀英中学校・高等学校では2008年6月に新校舎が竣工、また、9月にはグラウンドの全面人工芝敷設工事が完了しました。

 新校舎は中学校棟と高校棟をつなぐ6階建ての建物で、理科実験室4つと普通教室5つ、ゼミ室3つ、レクチャールーム(階段教室)、会議室からなります。

 折しも日本の科学者4人が物理学と化学でノーベル賞を受賞。理科教育に力を入れる同校の新校舎をさっそく見学させていただきました。

 ◆新校舎各階に実験室1、普通教室2高校教員による高水準の理科授業

 まず、新校舎を訪れました。2階には、レクチャールームと総合実験室があります。レクチャールームは階段型の教室で、50席。座席の後ろ上方に大きな窓があり、とても明るく、前方の黒板が見やすくなっています。総合実験室は理科のどの科目にも対応しており、主に中学生の授業で使用します。

 3階から5階には、それぞれ1つの実験室、2つの普通教室、1つのゼミ室があります。3階は物理、4階は生物、5階は化学となっており、最上階の6階は会議室のみ。重要な会議などに使用されます。

 見学当日、2つの実験室が使われていました。4階の生物実験室で行われていたのは、中1生の「コケ植物の観察」。ゼニゴケの葉状体を実体顕微鏡で見てスケッチし、次にゼニゴケの断面を光学顕微鏡で観察するという内容です。顕微鏡は1人に1台行き渡る数があります。生徒たちは、ゼニゴケをカミソリで薄く切る作業に苦労しながらも、熱心に取り組んでいました。

 担当の箱崎先生は、「机の配置や棚の寸法など、教員の声を反映した設計なので、とても使いやすい」とおっしゃっていました。

 3階の物理実験室で行われていたのは、中2生の「斜面を下る台車の運動」の実験。斜面の傾きを変えながら、運動の変化を測定していました。担当の島津先生は、「準備室が隣接している点や、黒板が上下2分割になっている点など、教員、生徒の双方にとって便利な環境になっています」と話してくださいました。

 理科離れの時代と言われる中、科目別の実験室を含む新校舎を建設した同校では高校の教員が中学生をも受け持っており、理科教育への力の入れ様が察せられます。今後、テキストにない実験などでさらに生徒の興味を引き出すべく、理科教員の力を結集していきたいとのことです。

 ◆グラウンドを全面人工芝化 知・徳そして「体」の成長の舞台

 次は人工芝を敷き詰めたグラウンドです。サッカー、野球、ソフトボールのグラウンドがあり、200mトラックを取ることもできます。野球部監督の川本先生は、「神宮球場と同じ人工芝。生徒たちは喜んでいます」、同主将の藤森君は、「雨上がりでもすぐに使え、練習時間が増えたせいか、バッティングが向上した」と話しています。また、サッカー部顧問の三戸先生は、「ケガが減ったのが何より。体育もやりやすい」、同キャプテンの川副君は、「足元を気にせずドリブルでき、視野が広がった」と感想を話してくれました。

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