

東横学園中学校は、来年4月に名称を変更し、『東京都市大学等々力中学校』となります。同校を設置する学校法人五島育英会が、系列校である武蔵工業大学、東横学園短期大学を統合して「東京都市大学」(略称:都市大)を発足させることに伴い、同校は都市大の付属校となるのです。進化を続ける同校の教育について、話を聞きました。
◆中・高・大の連携が強まる
同校が大学付属校になることにより、同校で学ぶ生徒が得られるメリットはきわめて大きいといえます。
「武蔵工業大学は、理系の大学として実績があり、高い評価を得てきました。同大学の入学試験は決して易しくありませんから、都市大へ推薦入学できるということは、生徒にとって非常に大きなメリットです。また、本校の生徒は、都市大への推薦入学権を保持したまま、他大学受験をすることもできます」と、副教頭の二瓶克文先生。
大学付属校になり、学習指導において大きな変更点はあるのでしょうか。
「本校は大学付属校になりましたが、難関大学合格を目指す進学校という姿勢には、何ら変わりはありません。また、本校では、“チャレンジ&チェンジ” のスローガンのもと、進学校として結果を出すべく、4年前から学校改革を進めてきたのです」
◆「学力革命」で大きな成果
同校では、国公立大学、難関私立大学に現役で合格できる力を養うため、2004年に「学力革命」を提唱して以来、国内外の優れた教育システムを取り入れてきました。
国語の授業では、『論理エンジン』を導入。これは、論理的思考能力を徹底的に鍛える教材で、同範囲のものが少しずつハイレベルになりながら繰り返し出てくるという構成です。
英語の授業では、『グローバル・イングリッシュ』というオンライン学習を取り入れました。読む・書く・聞く・話すという英語の技能をバランスよく伸ばすものです。
そのほか、大手予備校のサテライト講座をカリキュラムに組み入れ、受験指導を強力にサポートしています。また、英語・数学では習熟度別授業や補習を実施し、わかるまで指導します。
こうした「学力革命」の成果は早くもあらわれ、難関大学合格者の割合が飛躍的に増加してきました。同校の大学合格実績の伸長が、今後さらに期待できそうです。
◆生活指導や情操教育も充実
同校の学校改革は、学習面にとどまりません。中学1・2年生では「2人担任制」を導入し、生徒に目が行き届くよう配慮しているのです。
同校の生活指導のきめ細かさは、昼食指導にもあらわれています。生徒には、授業同様に自分の座席で昼食を取るよう指導しているとのこと。
「女子校では、生徒がグループに分かれて行動しがちです。昼食の座席が自由だと、その中にうまく入れない生徒が一人で昼食をとることになってしまい、不登校の原因となる可能性もあります」と二瓶先生。同校は、安心して我が子を通わせることができる学校だといえます。
情操教育も充実しており、中学校では日本の伝統文化である茶道・華道・書道と、礼法を必ず学びます。いずれも、人生をより豊かなものとするための糧となることでしょう。
東京都市大学等々力中学校で学ぶ生徒は、難関大学に合格することができる高い学力を培うと同時に、豊かな人間性を備えた女性へと成長していくことでしょう。
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