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教育ビジョン「喜学研心」を体現する独自の英語教育(目白研心中学校・高等学校)

2009年8月7日

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 今春、共学の進学校として新生した目白研心中学校。今回は、同校の教育ビジョンと、それを体現する教育活動のひとつ「ACEプログラム」を紹介する。

 ◆教育ビジョン「喜学研心」

 「本校のミッションは、これからの新しい国際社会で活躍し、日本の将来を担っていく人財の育成です。本校にはそのための学びのプログラムが多く用意されていますが、それらの基本となる考え方が『喜学研心』です」

 そう話すのは、一連の学校改革を指揮してきた野中校長だ。「喜学」とは、生徒の学ぶ喜びを引き出すこと。「研心」とは、強く、思いやりに満ちた人間性を育むこと、だと言う。野中校長の言葉に戻ろう。

 「学力の伸びは必ずしも皆一様ではなく、伸びる時期も違います。しかし、だれにでも必ず伸びる時期はやってきます。私たちは、その期を逃さず、一人ひとりの学力の伸びをしっかり支え、学ぶ喜びを目覚めさせます」

 「また、心の研鑚は、しっかりと自分の考えを述べ、他人の意見も受けとめられる力を育てることから始まります。授業や部活、行事など、学校生活のあらゆる場面で、強い意志と心の通った言動を身につけさせます」

 では、このような教育ビジョンを実現するための教育プログラムには、どのようなものがあるのか。続いて紹介していこう。

 ◆「英語で英語を学ぶ」

 同校では、独自の英語教育プログラム「ACE」を実践しており、それこそが「喜学研心」を体現する教育活動だと言う。広報部長の大山先生に、その特長を聞いた。

 「ACEは『英語で英語を学ぶ』ことを主眼におき、週三回程度行われているプログラムです。クラス二分割で授業を行うことで、生徒一人ひとりに目が行き届き、発言の機会が増えます」

 また、ACEの授業は、都から「正式な教員」として認定されたネイティブが一人で担当し、進行はもちろん課題や持参物の指示に至るまで、全て英語で行われる。大山先生は、その意図について、次のように話してくれた。

「あえて日本人教員を参加させないことで、英語を話さざるを得ない状況を作り出し、生徒を真剣にさせます。実際に初めは戸惑っていた生徒でも、半年くらい経つと、臆せず英語で発言するようになります」

 ◆四技能のバランスを重視

 このように「英語で英語を学ぶ」ACEでは、当然、通常授業に比べ「聞く・話す」力の向上が著しい。しかし、それだけではなく「読み・書き」の力も通常授業とは別のアプローチで高めていく、という点が特徴的だ。大山先生の説明を聞こう。

「例えば、授業の要所要所では、話したり聞いたりした単語の綴りを実際に書いて確認する時間がとられます。また学年が進むにつれ、英語で様々な文章を書く機会も増えます」

 さらに同校は、学期末や夏休み中にも、二・三日の英語の集中講座を実施している。一日中「英語づけ」の環境に身をおくことで、自然と「英語で考え、英語で表現する」力が身につくという。このようにして鍛え上げた英語力は、カナダへの修学旅行やオーストラリアへのホームステイなどの実践機会を経てさらに伸び、将来的に国際社会で活躍できるレベルへと高まっていくのだ。

 最後に大山先生は、ACEに込められた「喜学研心」のエッセンスについて次のように語ってくれた。

 「ACEで伸ばした英語力を、海外行事や模試などで確認することで、生徒たちは自らの成長を実感し、さらに積極的に学ぶようになります。この好循環こそ、私たちの目指す『喜学』そのものです。もちろん授業そのものの楽しさも、学ぶ喜びにつながっていきます」

 「またACEでは、会話やチーム作業など、コミュニケーションの時間が多くとられます。さらに海外行事では、文化の異なる人々とも交流します。こういった経験を通じて、思いやりのある表現力を身につけることこそ、まさに『研心』の体現なのです」

 未来を見据えたビジョンに基づき、独自の教育活動を実践する目白研心中学校。今年、注目すべき中高一貫校の一つであることは、間違いないだろう。

 ■オープンキャンパス

 8月29日(土)14:00〜

10月10日(土)14:00〜

 ■トワイライト説明会

 9月10日(木)18:00〜

 ■桐陽祭(文化祭)

 9月19日(土) 9:00〜15:00(14:00受付終了)

 9月20日(日) 9:00〜15:00(14:00受付終了)

 ■教育講演会(安田 理氏)

「可能性を伸ばす学校とは」

10月20日(火)10:00〜

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