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うだる学校に霧の涼 宇治市などミストシャワー導入

2011年6月21日0時45分

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 夏の暑さ対策に、水を霧吹き状に散布する「ミストシャワー」を小中学校に設置する動きが京都府内で広がっている。京田辺市と宇治市はこの夏、全校に設置。京都市や舞鶴市でも一部の学校が導入する。学校関係者は子どもたちの熱中症対策への効果に期待を寄せる。

 ミスト散布器を使い、水道水を霧状に噴射し、気化熱で周囲の気温を下げる仕組み。2005年の愛知万博で知られて以来、ヒートアイランドや省エネ対策として注目され、商業施設やイベント会場、駅などで数多く採用されてきた。

 昨夏までに宇治中など3校に先行して取り付けた宇治市は今夏、市立の全小中学校31校に導入する方針を決め、20日、市議会で説明した。宇治中の生徒からは「ミストの前で休憩すると爽快」と好評という。担当者は「こまめな給水や日陰での休憩に加え、ミストでより効果的な熱中症対策ができれば」と期待する。

 京田辺市も今夏、市立の小中学校全12校のグラウンドに設置する。昨年9月、月内では国内観測史上最高の「39.9度」を観測し、気温計につる草が巻き付いていて取り消されたものの、昨夏は確かに猛暑だった。その経験から、散布器を全校のグラウンドに1台ずつ設置する方針だ。

 京都市も7月、小中学校9校と幼稚園16園に今年初めて実験的に取り付けることにした。舞鶴市立中筋小学校は昨夏に導入し、子どもたちがミストで涼むことができたため、今年も猛暑になれば活用するという。

 府教委によると、学校の暑さ対策は従来、教室への扇風機やエアコン設置など屋内がメーン。自治体単位で学校の屋外に散布器を設置する例はまだ珍しいという。担当者は「導入校での効果を検証し、子どもたちの暑さ対策として検討したい」と話す。(原知恵子、平畑玄洋)

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