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「卒業旅行」わいせつ 区教委聴取4回、事実確認できず

2008年5月11日

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 卒業直前だった教え子の女子生徒(当時15)と旅行し、わいせつな行為をしたとして、東京都台東区立中学校教諭の鈴木明容疑者(51)=足立区東綾瀬2丁目=が児童福祉法違反容疑で警視庁に逮捕された。台東区教委は10日、記者会見し、今年3月から繰り返し本人に事情を聴いたが、問題行為の確認に至っていなかったことを明らかにした。今後は「被害者のフォローを第一に考えていきたい」としている。

 区教委などによると、鈴木容疑者は80年、私立大学を卒業後、都に教員として採用された。被害少女の中学には01年から勤務し、昨年4月、現在の学校に異動。昨年度は中学1年の副担任を務めた。物静かで、勤務態度に問題はなかったという。

 3月7日に情報提供を受けた区教委は、4月下旬にかけ4回にわたり鈴木容疑者から事情を聴いた。女子生徒と2人で昨年3月、栃木県へ旅行に出かけたことは認めたが、わいせつ行為については説明が二転三転し、事実を確認できなかったという。

 会見で野田沢忠治教育長は「被害を受けた子どもや家族に心からおわび申し上げます」と謝罪。「服務を徹底し、二度とこのようなことがないよう努める」と述べた。

 鈴木容疑者が勤める中学校は12日に臨時の朝礼を開き、生徒らに説明するという。

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