文部科学省は11日、小5と中2を対象に今年初めて実施する「全国体力調査」に小中学校の約7割が参加する見通しだと発表した。公立校は約73%が参加するのに対し、私立校は約34%にとどまった。都道府県によってもばらつきが大きい。
対象校のうち、小学校は2万1987校中1万5785校(71.8%)、中学校は1万809校中7729校(71.5%)が参加予定。国公私立別の参加率は、小学校が国立74%、公立72%、私立33%、中学校が国立87%、公立74%、私立34%。
公立校を都道府県・指定市ごとにみると、14県8市で小中全校が参加予定。一方、滋賀県(11%)、兵庫県(12%)、札幌市(15%)、岡山県(19%)、神戸市(27%)など低いところもある。全国体力調査は4〜7月に実施するよう求めており、文科省は「独自調査を秋に予定している学校が多い自治体は参加率が低い」とみている。
文科省は、小5と中2の全員を対象にした調査の実施計画を4月に発表。しかし、「年間計画が決まっており、対応が困難」という声が相次いだため、「期間中の実施が困難であれば、不参加もやむを得ない」と軟化した。