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テレビっ子が急増 文科省が懸念示す 学習状況調査

2008年8月30日

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図拡大テレビなどの視聴時間の推移と、正答率との関係

図拡大学習態度と平均正答率の関係

 文科省は今回の調査で、児童生徒の生活習慣、学習に対する意欲なども調べ、平均正答率との相関関係を分析した。今回は、07年調査に比べてテレビなどを長時間見る児童生徒の割合が目立って高くなった。テレビなどの視聴時間は正答率との相関関係が表れており、文科省は懸念を示している。

 テレビやビデオ・DVDを3時間以上みたり聞いたりする児童生徒の割合は、小学校は07年の34.0%から45.8%に、中学校は32.4%から38.8%になった。

 割合が上がった理由は分析できていないが、平均正答率との相関関係では、テレビなどを視聴する時間が短い児童生徒の方が、平均正答率が高い傾向が昨年から続いている。文科省は「過度にならないよう学校や家庭で指導してほしい」とした。

 また、携帯電話で通話やメールをほぼ毎日している児童生徒の割合は、07年と比べて小学校が2.4ポイント、中学校が2.1ポイント上がった。

 一方、家や図書館で1日当たり30分以上読書をする児童の割合は、07年に比べて2.5ポイント下がって36.9%となった。文科省で学力調査を担当する藤野公之・主任視学官は「学校への調査では、図書館の活用などは増えている。私見だが、テレビを見たり、携帯(で通話やメール)をしたりする子が増える中でも、学校の指導によって読書時間は微減にとどまっているのではないか」と見ている。

 今回の調査はこのほか、児童生徒の学習に対する関心、意欲、態度や学校の取り組みについての質問項目を増やすなど、充実させた。

 児童生徒には国語の授業で自分の考えを書く時、考えの理由がわかるように書いているかを新たに質問。国語Bの平均正答率との関係をみると、「当てはまる」と答えた児童生徒の方が「当てはまらない」に対し、小学校で24.3ポイント、中学校で20.7ポイント、高かった。

 学校への調査では、適切なノートのとり方など学習方法の指導をしているかどうかを新たに質問。指導をしている学校の方が、小中とも国語B、算数・数学Bの記述式問題の平均無解答率が低い傾向にあった。

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