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増える必修、教材費お助け 小中へ2460億円、文科省案

2009年1月21日

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 小学生向けの英単語カード、剣道の竹刀……。小中学校の授業で必要なものを買いそろえてもらうため、文部科学省は教材整備の「緊急3カ年計画案」を作った。「ゆとり」路線から転換した学習指導要領の改訂で教える内容がより多彩になることを受けたもので、新年度から3年間で約2460億円を投入したい考えだ。

 新しい指導要領は11年度以降に本格実施されるが、授業時間と内容が増える算数・数学と理科は今春から前倒しで始まる。話題を呼んだ小学校高学年での英語学習も今春から各校の判断で実施できるようになり、実際に多くの学校が計画している。多額の予算措置はこうした変化に対応するためで、内容を最終調整中だ。

 文科省が「緊急計画」で購入を想定している教材は、小学校で英単語を教えるための絵が描かれたカード▽12年度から女子も含めて必修となる体育の「武道」で使う用具▽すでに必修だが教材不足の和楽器――などだ。

 一方、理数の教材については法律に半額補助の規定があり、新年度予算案ではこの枠組みですでに20億円が認められている。小3の理科で新たに加わる「風やゴムの働き」の単元で使う送風機、中2の「電流」で使用する誘導コイル、放電管などの購入費用として考えられている。

 ただ、財政難に苦しむ市町村が教材購入に積極的に動くかどうかは不透明だ。文科省の担当者は「自治体は子どもたちの学習環境の向上に努めてほしい」と呼びかける。(上野創)

 ■予算措置で想定される教材

 《武道》

 ●剣道の竹刀、こて・面などの防具

 ●柔道などで使う畳

 ●相撲の簡易まわし

 《和楽器》

 ●箏(こと)

 ●三味線

 ●尺八

 ●太鼓

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