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勇壮ソーラン踊り、母ら加勢 のぼり旗で法被 熊本

2010年5月20日

写真完成した色鮮やかな法被

写真法被作りに取り組む母親たち=いずれも熊本市京町本丁

 「どっこいしょー、どっこいしょー。ソーラン、ソーラン」。熊本市立京陵中学校(同市京町本丁)では2、3年生の女子が、23日の運動会で披露する恒例のソーラン節の練習に励んでいる。勇壮な踊りとともに本番で目を引くのは、武将や虎が色鮮やかに背に描かれた法被だ。端午の節句に使うのぼり旗(矢旗)を再利用し、保護者が手作りした。

 「毎年先輩が踊る姿を見て、すごいなと思っていた。お母さんたちが作った法被を着て一生懸命踊りたい」と話すのは3年生の福原優奈さん(15)。毎年同校の運動会で披露されるソーラン節は2、3年生の女子にとって特に思い入れのある行事。「ラジオ体操やほかの競技の練習とやる気が比べものにならない」と体育科の吉野由希子教諭(43)は苦笑する。

 以前は地元商店などの法被を借りていた。しかし3年前から保護者が使われなくなったのぼり旗を裁断し、法被を製作するようになった。1本の旗からできるのは3着。1着作るのに4時間近くかかる。旗は、法被作りの話を聞いた人が県内各地から届けてくれたという。約120着がそろった昨年の運動会では3年生全員が初めてお手製の法被をまとい、旗の寄贈者も招待した。

 今年ソーラン節を踊る女子は3年生99人、2年生127人。15人ほどの保護者が法被作りを担当し、約30着が完成する見込みだが、まだ全員分は足りない。住永光代さん(43)は「製作中は改めて子供たちがすくすく育って欲しいと願ってしまう。2年生もみんな法被を着たいと思うので頑張って作りたい」。

 23日は全員が手作りの法被を着るのは難しそうだが、同校では来年以降に向け、引き続きのぼり旗の提供者を呼びかけている。問い合わせはPTA会長の末吉武志さん(090・2587・8219)まで。(塩入彩)

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