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2011年11月7日14時39分
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遠足の児童から悲鳴 福岡・添田でスズメバチ、15人けが

写真:添田町が駆除したキイロスズメバチの巣=添田町提供拡大添田町が駆除したキイロスズメバチの巣=添田町提供

写真:児童たちが襲われた現場付近は通行止めになった=添田町英彦山拡大児童たちが襲われた現場付近は通行止めになった=添田町英彦山

 4日午前、福岡県添田町の英彦山で遠足中の町立添田小学校の児童15人が、スズメバチに襲われて軽傷を負う事故が起きた。秋はスズメバチが盛んに活動する季節。専門家は、ハイキングの時には白い服の着用や殺虫剤の持参を呼びかけている。

 学校関係者らによると、午前10時ごろ、6年の児童57人と引率の教員3人が英彦山神宮に向かう町道を2列になって歩いていたときだった。「きゃー」と、列の中ほどを歩いていた児童が悲鳴を上げた。

 最後列にいた引率の石井雄二指導教諭は、児童の服などにまとわりついたスズメバチを手で払いのけ、「とにかく逃げなさい」と指示し、現場近くの民家の敷地まで走らせた。近くの住民に通報してもらい、救急車を呼んだ。

 児童たちはパニックになり、泣き出す子もいた。救急車が来るまで手当てをした近くの大和和恵さん(60)は「寒気がすると言っていた女の子もいて、かわいそうでならなかった」と振り返った。搬送された15人はいずれも軽傷だった。

 現場は車1台がようやく通れるほどの狭い町道で、付近の住民はほとんど通っていない。同小は下見をしていたがハチの巣には気づかなかったという。

 巣は町職員がまもなく駆除した。大きさは縦約60センチ、幅約50センチ。まだ近くをハチが飛んでいたため、町は付近を通行止めにした。

 北九州市立いのちのたび博物館の上田恭一郎・昆虫担当学芸員(61)によると、秋は最もスズメバチの個体数が多くなり、巣も最大になる季節。防衛策として、スズメバチは髪の毛や黒い服に寄ってきやすいため、白い服や帽子を身につけることや、殺虫剤を持って出かけることを挙げた。(小川裕介)

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