明治時代の洋風建築で、国指定重要文化財の土浦一高「旧本館」(茨城県土浦市真鍋)で12日、結婚式があった。ドラマのロケ地として使われるほか、毎月第2土曜日に一般公開されているが、結婚式は初めて。
式では土浦一高の弦楽部が旧本館の玄関で2人を祝福する演奏を披露し、玄関で記念撮影などをした。
新郎の天谷康孝さん(31)は一高の卒業生、新婦の一ノ瀬彩さん(34)はつくば市に住み建築デザインの仕事をしている。「歴史を持つ土浦の良さを知ってもらえるような式にしたい」と旧本館活用委員会に相談したところ、挙式が実現した。
委員会の飯村弘さん(76)は「建物は使って風を通さないと朽ちていく。若い2人が多くの人に旧本館の良さを紹介してくれた」と話した。