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2012年3月6日12時32分
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「58万都市」少子化で閉校 川口・芝東小、41年の歴史に幕

写真:「41年間ありがとう」の横断幕が掲げられた市立芝東小=川口市伊刈 拡大「41年間ありがとう」の横断幕が掲げられた市立芝東小=川口市伊刈

 埼玉県川口市伊刈の市立芝東小学校(松本光男校長)が3月いっぱいで閉校する。新学期からは市立芝中央小学校と統合する。少子化による子どもの減少が理由で、全児童は75人になった。

 「58万都市で進む学校の小規模化。少子化の影響は深刻だ」と市教育委員会。同校は1971(昭和46)年4月、高度成長期の人口急増で周辺3校から学区を分離して生まれた。学区内は農地が宅地化され、戸建てが多い住宅地となった。

 79年度のピーク時は、21学級786人だった。現在は1年生3人、2年生は8人で、どちらも男子だけ。すべての学年が1クラスだけという単学級になって13年になる。

 市教委によると、閉校は4年前の市立芝園小学校以来2校目。芝東小は「全学年が単学級」「全児童数が100人以下」という統廃合基準に見合い、2年前から閉校を検討してきた。住民基本台帳の年齢別人口からも、児童数増加は見込み薄という。

 市内の児童数は80年度の約4万2千人をピークに減り続け、93年度以降は2万7千人前後で推移し、徐々に小規模化が目立ってきている。0〜14歳の人口は、今後10年で約2割の減少が見込まれるという。

 「複式学級の一歩手前」と言う松本校長は、クラス替えもできないなど健全な集団生活に支障が出ている、と指摘。「統合で適正規模を整え、より良い教育環境の確保と維持が必要だ」と話している。

 統合校となる芝中央小には、芝東小の41年の歴史を刻んだ校旗や校章などを保存、展示する部屋が設けられるという。

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