5分程度の物語を読み聞かせて300〜400字に要約して書く。つまり、聞いた話の要点をとらえて短く再生するという練習を、2学期に何度かやりました。子どもたちは話の要点を見つけようと熱心に聞きます。繰り返すうちに、聞き方が上手になっていきました。
授業では日本の昔話を私が読み、子どもたちはメモを取りながら聞きました。最初はメモの取り方がわからないので、みんながストーリーを知っている浦島太郎の物語を例に、キーワードを拾ったり、矢印で事実関係を簡潔に表したりしてメモを取る方法を指導しました。
読み聞かせだけでなく、イギリスのテレビ番組「Mr.ビーン」のビデオや、漫画「ブラック・ジャック」を題材に使ったこともあります。映像がある方が、読み聞かせより理解はしやすくなります。
読み聞かせの題材は、5分程度で起承転結がはっきりしている話を選びます。要約がしやすいからです。要約ができるようになったら、その内容をスピーチさせるのもよいと思います。
(千葉県市川市立曽谷小学校・鈴木啓司さん談)