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ワンポイント指導

タンポポの種、数えよう

2010年9月13日

 マンボウのように3億個も卵を産んでも、海の中はマンボウだらけにならない。こんなにたくさんの卵を産まないと、子孫が残せないという自然界の厳しさやダイナミックさを学んでほしいと思いました。日本の科学者のアメリカシロヒトリの調査で、産卵数4287個のうち、羽化して成虫になったのはたった7匹というデータがあります。死亡率は99.84%です。自然界で生き残るのは大変なことなのです。

 タラコの粒をあえて数えさせたのは、単に数字を並べるより、卵の量の多さが体感できると思ったからです。タラコは乾燥しやすいので、シャーレに入れて、スポイトで少し水を垂らして湿らせると、1粒ずつ分かれて数えやすいですよ。

 春には、タンポポ1株に種がどのぐらいあるか調べました。1株には7、8本の茎が生えています。綿毛の根元に種がついていますが、セロハンテープに種を張り付けて班ごとに集計すると約千粒でした。「タンポポとマンボウの繁殖の仕方が似ている」と気付いた子もいて、今回の授業とうまく結びつきました。自然界のつながりを知ることで、全体が見えてきます。

 家庭で子持ちシシャモやカレイを食べたり、魚をさばいたりすることもあるでしょう。生命の誕生を考える良い機会です。(江戸川区立第六葛西小学校・児玉久美子さん談)

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