現在位置:
  1. asahi.com
  2. ライフ
  3. 教育
  4. 吹奏楽
  5. 全日本吹奏楽コンクール
  6. 記事
2011年10月23日
このエントリーをはてなブックマークに追加
mixiチェック

吹奏楽

吹奏楽コンクール

「元気な福島」響きで表現 吹奏楽コン銅賞の須賀川第一

写真:力強い演奏を披露する須賀川市立第一の生徒たち=22日、東京都杉並区の普門館拡大力強い演奏を披露する須賀川市立第一の生徒たち=22日、東京都杉並区の普門館

写真:福島県須賀川市立第一の演奏後の記念撮影には、震災後に長野へ転校した伊丹利徳君(右から2人目)も加わった=22日午後、東京都杉並区の普門館、小沢邦男撮影拡大福島県須賀川市立第一の演奏後の記念撮影には、震災後に長野へ転校した伊丹利徳君(右から2人目)も加わった=22日午後、東京都杉並区の普門館、小沢邦男撮影

 東京・杉並の普門館で22日開かれた第59回全日本吹奏楽コンクール(全日本吹奏楽連盟、朝日新聞社主催)中学の部で、東北支部代表として初出場の福島県須賀川第一には銅賞が贈られた。持ち前の滑らかな調べを響かせ、「元気な福島」を存分に訴えた。

吹奏楽コンクール・中学の部写真特集

 「お世話になった人たちへの感謝と、震災で苦しむ人たちに勇気を送る」と挑んだ復興のハーモニー。部長の小野寺優里さんは「150点」と満足げだった。

 自由曲はドビュッシーの「3つの交響的素描『海』より『風と海との対話』」。今年で3年連続金賞の松戸四中(千葉県)が昨年披露し、観客として普門館にいた部員たちが「私たちも」と選んだ一曲だ。

 小野寺さんは練習でも大会でも、大きな声で部員をもり立てる。最初は緊張していたが、ステージに上がると、「あこがれの普門館なのに、緊張して失敗したらもったいない」。自然と余分な力が抜けた。そんな思いは副部長の高原南さんにも伝わった。「曲のイメージをいかに客席に伝えるかだけを考えた」

 顧問の吉田衛教諭(44)は「震災があって今も放射能で悩まされる中、みんな力を出し尽くしてくれた」と目を潤ませた。

 この日、6月に長野県に転校した3年伊丹利徳君も会場に駆けつけた。打楽器のパートリーダーだったが家業の関係で須賀川を離れた。「みんな『必ず全国大会に行く』と連絡をくれた。実現してくれて本当にすごい仲間たちです」。演奏を終えた仲間を会場の外で迎えると、「お前もだ」と声がかかった。正門前での記念撮影に、少し照れくさそうに加わった。(小沢邦男)

検索フォーム


朝日新聞購読のご案内
新聞購読のご案内事業・サービス紹介

[PR]注目情報

学校からのお知らせはこちらから

ジャンル別の最新情報はこちら
  • 大学
  • 中学・高校
  • 通信制高校

吹奏楽コンクールの情報を携帯サイトで

QRコード
日程や出場校データ、課題曲・自由曲の着うたダウンロードも。