吹奏楽・合唱
富山市芸術文化ホールで25日にあった第65回全日本合唱コンクール全国大会(全日本合唱連盟、朝日新聞社主催)で関西支部代表として府内5団体が出場。職場部門の新日鉄住金混声は26年連続の金賞で部門1位の厚生労働大臣賞、パナソニックは16年連続の金賞で部門2位の富山市長賞、りそなは銀賞を受けた。一般部門B(33人以上)の淀川混声は銀賞、「ことのは」は銅賞に選ばれた。
新日鉄住金混声は26年連続43回目の出場。今年、新日本製鉄と住友金属工業が合併し、住友金属混声から名称を変えた。自由曲はアルフレート・シュニトケ作曲「合唱のための協奏曲・第2楽章」。ロシア語で力強く美しいハーモニーを披露した。運営委員長の有安望さん(46)は「ロシア語の発音を学んで練習しました。広大なイメージを出すのに苦労しましたが、練習してきたことは存分に出せました」。
パナソニックは25年連続28回目の出場。自由曲は、北原白秋作詩の「混声合唱のための天草雅歌〈第二集〉―東方への道―」から「●(ろ=●は舟へんに虜)を抜けよ(―旅の終わり―)」。第二集は作曲家千原英喜さんへの委嘱作品で、9月の定期演奏会で全曲初演した。団長の渡辺純一さん(40)は「今年も全国の素晴らしい舞台に立てたことに感謝や喜びの気持ちを込めて歌いました」。
今年創立60周年のりそなは2年連続47回目の出場。今後も仲間と一緒に歌い続けたいという思いから、自由曲は「くちびるに歌を」を33人で歌った。幹事長の堀伸夫さん(53)は「(来年からの部門再編で)職場部門としての出場は最後なので、力いっぱい、心を合わせて歌いました」。指揮者の太田務さん(50)は「気分さっぱり最高」と笑顔で話した。
淀川混声は2年連続6回目の出場。自由曲は、世界平和への祈りがこもる「混声合唱のための Agnus Dei=空海・真言・絶唱」。団長の林和之さん(56)は「やれることはやりました。気持ちよく歌うことができた」。
「ことのは」は「言葉を大切に」という思いに由来する。自由曲は金子光晴作詩「混声合唱とピアノのための感傷的な二つの奏鳴曲(ソナタ)」から「落下傘」を歌った。団長の前川成美さん(62)は「すてきな詩を、しっかり会場に届けることができました」。
吹奏楽用にアレンジしたクラシック有名曲を集めたコンピ盤。吹奏楽コンクール全国大会出場の実力校のライブ録音と、同じ曲のオーケストラ版の2枚組