
「これからの大学入学者選抜の意味を問い直す」をテーマにしたシンポジウムが6月19日、東京・有明の東京ビッグサイトで開かれた。朝日新聞社と大学入試センターの共催。大学進学率が50%を超え選抜方法の多様化や入学者の学力低下が指摘されるなか、米国や欧州の実情も紹介しながら入学者選抜と高校・大学の教育の方向性を議論した。

日時:2010年6月19日(土)13:00〜17:30
会場:東京ビッグサイト 国際会議場
主催:大学入試センター 、朝日新聞社![]()
後援:文部科学省

|
Higher Education Admissions for the 21st Century エイミー・E・シュミット(General Manager-College Board & HE Programs, Educational Testing Servie (ETS) |
|
パネリスト : エイミー・E・シュミット、佐藤 禎一、天野 郁夫、荒井 克弘、田中 義郎 |
大学の入口依存からの脱皮を 山上浩二郎・朝日新聞編集委員 |
(敬称略)
| エイミー・E・シュミット 氏 | 佐藤 禎一 氏 |
| 天野 郁夫 氏 | 荒井 克弘 氏 |
講演者・パネリスト(敬称略) | |
![]() エイミー・E・シュミット 〈Amy Elizabeth Schmidt〉アメリカ、ETS(Educational Testing Service)において、カレッジボードと高等教育プログラムのGM(ジェネラル・マネジャー:管理統括部長)。専門は、サイコメトリックス(心理測定学)。教育学博士。SAT、AP、GREといったテストの測定力向上のための研究活動をしている。主任サイコメトリシャンとして全米看護連盟から、98年にカレッジボードに移り、06年まで、心理測定部門の部長職。The Association of Test Publishers(テスト出版協会:ATP)の理事を務め、同時に、APA(アメリカ心理学会)の評価、測定、統計を包括する第5部門の役員を務めている。 |
![]() 佐藤 禎一 〈さとう・ていいち〉国際医療福祉大学大学院教授。1941年生まれ、京都大学法学部卒、1964年文部省入省。文部大臣官房審議官(高等教育局担当)、文化庁次長、文部省学術国際局長、同官房長、文部事務次官を歴任。日本学術振興会理事長、ユネスコ日本政府代表部特命全権大使、東京国立博物館長を経て、09年より現職。東京国立博物館名誉館長。 |
![]() 天野 郁夫 〈あまの・いくお〉東京大学名誉教授。専門は教育社会学・高等教育論。1936年生まれ、一橋大学経済学部卒業、東京大学大学院教育学研究科博士課程中退。教育学博士。国立教育研究所研究員、名古屋大学助教授を経て東京大学教育学部教授、同大教育学部長、国立学校財務センター教授、研究部長を歴任。「大学改革の社会学」(2005)、「試験の社会史」(2007)、「国立大学・法人化の行方」ほか、最新刊の「大学の誕生」(2009)まで著書多数。1984年にサントリー学芸賞。 |
![]() 荒井 克弘 〈あらい・かつひろ〉独立行政法人大学入試センター入学者選抜研究機構長、教授。専門は高等教育研究、教育計画論。1947年生まれ、東工大卒、同大学院理工学研究科博士課程修了、工学博士。国立教育研究所室長、広島大学大学教育研究センター教授、大学入試センター研究開発部教授、東北大学大学院教育学研究科教授、同大教育学部長・研究科長、教務担当副学長などを歴任。東北大学名誉教授。著書に「高校と大学の接続」(共著、2005)、「全国学力調査 日米比較」(共著、2008)他。 |
![]() 田中 義郎 〈たなか・よしろう〉桜美林大学総合研究機構長、教授。専門は、比較・国際高等教育学。1955年生まれ、カリフォルニア大学ロスアンゼルス校(UCLA)大学院博士課程修了。教育学博士。07年より現職。大学教育学会理事、(財)国際教育振興会理事、教育評価に関するアメリカ大学研究センター国際アドバイザー、UCLA国際教育開発研究センター国際アドバイザー等も務める。10年4月より大学入試センター入学者選抜研究機構客員教授。 (敬称略) |
コーディネーター:山上 浩二郎(朝日新聞編集委員) 〈やまがみ・こうじろう〉朝日新聞編集委員。1958年、愛媛県生まれ。1984年、朝日新聞社入社。横浜、青森支局を経て、東京社会部。教育問題・文部省担当として、大学改革、いじめ問題、教育行政などに取り組んだほか、交通・国鉄(JR)改革、事件を担当。東京社会部次長として、いじめ問題や「子どもを守る」キャンペーンを手がける。企画報道部次長、教育担当の論説委員などを歴任し、07年4月よ り現職。 アサヒコム大学ページでも、コラム「大学取れたて便」を連載中。 |