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九州工業大の趙孟佑教授の研究室

3年かけ、超小型衛星開発中

2009年5月21日

写真開発中の小型衛星を手にする学生たち=北九州市戸畑区の九州工業大、藤脇正真撮影

 一辺10センチの立方体、重さ1.5キロ。少し大きめのルービックキューブといった印象だが、れっきとした人工衛星だ。九州工業大の趙孟佑(チョウメンウ)教授の研究室の学生ら十数人が開発中の超小型衛星「鳳龍(ほうりゅう)」。来年初め、インドのロケットに乗せて打ち上げられる。

 開発開始は3年ほど前。研究室のテーマは宇宙で使われる太陽電池パネルの研究などだが、「衛星を作りたい」と学生から言い始めた。学生らはそれぞれの研究を続けつつ衛星開発にも取り組んでいる。半導体部品の組み立てから宇宙でさらされる高温・低温の耐久試験まで、すべての作業を学内で行うことにこだわってきた。

 開発チーム副マネジャーの大学院生栢野(かやの)晃さん(23)は「衛星をつくる知識はないので一から勉強。大変なことばかり」と話す。今年1月には東京大や東北大などの衛星が、鹿児島県・種子島からH2Aロケットで飛び立った。「早く自分たちの衛星を打ち上げたい」。小さな機体にたくさんの気持ちが詰まっている。(福島慎吾)

    ◇

 鳳龍は高度600〜800キロの軌道で地球を回りながら、開発中のセンサーや小型カメラが宇宙で正常に動くかどうかを実験する。子どもたちから希望を募り、地球を撮影するサービスも予定している。

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