東京農工大・ミニホースの会
2009年6月25日
ミニホースの母子を散歩に連れ出す学生たち=東京都府中市の東京農工大
「世界最小の馬」として知られるアメリカンミニホースが3頭、東京農工大(東京都府中市)にいる。遺伝学の世界的な権威で、同大馬術部主将も務めた故大野乾博士の遺族が03年、愛馬を寄贈した。同時に、世話や調教のため、学生有志による「ミニホースの会」ができた。
厩舎(きゅうしゃ)があるのは、キャンパスの外れ。毎日、散歩や手入れが欠かせない。3年の荒川英莉さんは「動物だから、何があっても休めないのが大変」。ただ最初は10人ほどだった会員が40人まで増えた。半数が獣医学科の学生だ。人気の秘密は、昨年8月に生まれた子馬。「子馬の調教は初めて。難しいけど、わがままにならないようにしたい」と3年の山本龍一さんは話す。
会の目標は、命の大切さを学び、ミニホースの知識や経験を外部に発信すること。昨年は地域のイベントに15回参加し、子どもやお年寄りに馬に触ったり乗ったりしてもらった。顧問の田谷一善教授は「活動を通じて豊かな人間性を育んでほしい」と期待する。(葉山梢)
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3頭の名前は、アップルサイダー(オス)とシナモン(メス)、子馬のアップルパイ(同)。エサは馬術部が協力する。馬術部と共同の馬術施設は、地域の人たちにも公開され、「癒やしスポット」となっている。
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