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慶応義塾大・松家仁之ゼミ

Web編集 雑誌の未来探る

2009年12月3日

写真ウェブマガジンの編集方針について学生らが熱い議論を交わす=神奈川県藤沢市

 松家仁之(まさし)さんは、「芸術新潮」や「考える人」の現職編集長だ。特別招聘(しょうへい)教授として、30年近い編集者経験で培った出版編集のノウハウを学生たちに伝えながら、演習形式で「雑誌」の未来形を探っている。

 春学期はまず、既存の紙媒体雑誌の分析。「暮しの手帖」や「文芸春秋」は、なぜ「国民雑誌」と呼ばれたのか? 休刊誌が相次いでいる理由は? 発行元へ取材もし、社会背景の変化や出版物の公共性について議論しながら、IT世代のゼミ生らが、活字文化隆盛時代の読者と媒体の関係について発表した。

 秋学期では、実際にウェブマガジンの制作に取りかかっている。テーマは「大学生が見て、聞いて、考える世界」だが、「ブログの寄せ集めになる危険性も」「そもそもブログの対義語って何?」と、ここでも活発な議論は尽きない。松家さんは「紙の編集をずっとやってきた身からすると、新鮮な刺激。ネットの可能性も学ばせてもらっている。まさに『半学半教』ですね」。(石川智也)

    ◇

 ゼミ生は湘南藤沢キャンパス(SFC)の1〜4年生の20人。20歳前後の年齢という意味も掛け合わせ、制作中のウェブマガジンの名前は「20/20」。コンテンツも20個で、20日に1回の更新を予定している。

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