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同朋大「伝道部」 法話を通し自分を深める

2008年01月16日

 僧侶が檀家(だんか)の前などで話す法話。その研究と実践に取り組んでいる。部員7人は全員、仏教文化学科で、寺の子どもだ。

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法話の素材は、あちこちにある。研究室にある仏教関係の書物の中にも=名古屋市中村区の同朋大で

 毎週水曜日が活動日。毎回、当番を決めて交代で法話を披露する。高僧の教えなどを引用しながら、教訓などを語る法話。でも、特に決まりはないという。部員たちは日ごろ感じたこと、出会った人など身の回りから素材を見つけて自由に話を構成していく。

 「恋をしろ」「酒を飲め」。顧問の尾畑文正教授(60)は部員たちに語りかける。寺の住職も務める教授の“らしくない”教え。はじめは面食らう部員たちも、やがて、その意味を理解していくという。

 「人と本気で向き合えない人や物事を楽しめない人の話が伝わるはずがない」

 何事にもまっすぐ向き合い、自分を深める。そのことが、法話を話す基礎になると部員たちは受け止める。

 今時の若者らしくピアスをつける阿知波大潤(あちわ・だいじゅん)部長(22)は「“らしさ”にとらわれず、でも、人間らしくあるために法話を学んでいきたい」と話す。そんな部長も学外から法話を依頼されると、そっとピアスを外して僧衣に着替える。

 「相手のことを考える。それもまた大切。“らしさ”が必要なこともあるんです」

 〈メモ〉 伝道部は50年以上の歴史を持つ。OBには現役の僧侶が多い。部員による法話の出張披露も随時、受け付けている。連絡先は同朋大・尾畑教授(052・411・1111 内線353)。

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