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千葉大「Drops」 まちの元気の仕掛け役

2008年01月23日

 千葉市稲毛区の公園や通り沿いが昨年11月、約3000個の灯籠(とうろう)、約1000本の風車で飾られた。千葉大学の学生が中心のまちづくりグループ「Drops」のメンバーが、漁業の町だった稲毛地区の魅力を伝えようと地元の商店街や自治会と開いた祭り「夜灯(よとぼし)」だ。

 祭りの名は、新月の夜にカンテラを下げて出る「夜とぼし」漁にちなむ。

 祭りに先立ち、同区の小学校や公民館で手作り教室を開催。参加者に風車を作ってもらったり、海をテーマに灯籠の絵を描いたりしてもらった。

 Dropsは、大学で学んだ知識や経験を生かしてまちを元気にしようと、05年4月に結成された。メンバーは現在18人。京成稲毛駅前に事務所を置く。「稲毛の人が気軽に立ち寄れるように」と、事務所で展覧会やライブも開く。グループ代表を務める大野紘平さん(24)は「現場を見られるのが魅力」と話す。

 「いなげでいちばんの笑顔展」と題して子どもの絵を展示したり、地元の史跡や店を紹介する地図を作製したりしている。また、東京・谷中銀座商店街の55店舗の看板デザインを手がけるなど、活動の場は広がりつつある。

 〈メモ〉 グループ名「Drops」には「しずくが街に落ちて波紋が広がり、楽しいことが起こるきっかけを作りたい」などの意味が込められている。レッサーパンダ「風太」のどら焼きのデザインをしたことも。

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