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二松学舎大「漢詩研究会」 鑑賞、創作味わい尽くす

2008年02月13日

 烟籠幽樹午寒侵(けむりはゆうじゅをこめ ごかんおかす)

 翻閲古書閑撫琴(こしょをほんえつし かんにきんをぶす)

 漢詩研究会の柏キャンパス代表の早川太基(たいき)さん(20)の作品の一部。山荘の静けさをうたったが、「実際に寂しい山にこもったわけではありません」。二松学舎大主催の漢詩コンクールで最優秀賞に輝いた。

 鑑賞も創作もする。週1回、古典などを読む「素読」では、1人が読んだ後をほかの人が復唱。「たくわんに味がしみていくように」、自らを漢詩づけにするのだという。年2回の合宿では、互いの作品を評価し合う。「きれいな夕暮れをよんでいたら、最初の感動より深みが増してきた」と井上功太郎さん(20)。

 昨秋の学園祭に合わせ、書道部との協力が実現、早川さんの作品が金色の文字の立派な掛け物になった。

 部員はいま6人。仲間を増やすためにも、漢詩の魅力をもっと広めたい。早川さんは語る。「いかに生きるべきか真摯(しんし)に問いつめてきた歴史、その一員に加わっていく喜びがある。虫の声を聞いて、1500年前の人と同じ気分になれるんです」

 〈メモ〉 漢学塾の伝統を受け継ごうと83年に発足。漢詩は韻律の規則を覚え、四季などで分類された「詩語表」の熟語を当てはめれば意外と簡単に作れるという。「これ、という熟語を『詩語表』で見つけ出すのがだいご味」とメンバーの渡辺裕馬さん(20)。

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