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神戸大「モダン・ドンチキ」 笑ってもらってナンボ

2008年3月19日

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写真ショッピングセンターを練り歩くメンバー=兵庫県尼崎市で

 ドーランで飾った顔に、あでやかな着物。ちんどん太鼓の持ち方を先頭に、アコーディオンやサックスを演奏しながら、5人ほどでジグザグに練り歩く。

 サークル「神大モダン・ドンチキ」は、学生を中心に、近所の人も参加する「ちんどん屋」だ。平日は練習、土日は本番。呼ばれる先はお祭り、商店街、老人ホームなどと幅広い。

 持ち曲は約50曲ある。ショッピングセンターではアニメ映画「となりのトトロ」のテーマ曲。老人ホームでは美空ひばりの「港町十三番地」と、場に合わせて選曲している。

 活動のきっかけは95年の阪神大震災だ。神戸大に避難した被災者を励まそうと、楽器のできる学生と地域の有志がちんどん屋をやってみた。「こんなときに」と迷いつつ、「こんなときだからこそ」と踏みきったという。

 現メンバーも多くが神戸大の学生震災救援隊の隊員で、能登や新潟の被災地支援に行った者もいる。ちんどん屋は、隊の活動のひとつという位置づけだ。

 座長で2回生の古島七海(こじまななみ)さん(20)は「私らは笑ってもらってナンボ。見た人が癒やされたらうれしい」と話す。

 〈メモ〉 学生のメンバーは男女10人。01年からは毎年、富山市で開かれる「全日本チンドンコンクール」に出場。素人チンドマン部門での入賞は、卒業生チームが1回、在校生チームが4回を誇る。元メンバーのうち2人はプロのちんどん屋になった。

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