住民らとオープンカフェに使うテーブルにペンキを塗って準備する学生たち=鳥取市
鳥取大地域学部の学生らが昨年末、「えんがわ事業実行委員会」を設けた。キャンパス近くの茶屋二区(ちゃやにく)の公民館で月1回、住民らと地域おこしの催しを企画・運営している。
約100人の鳥取大生が下宿している茶屋二区は、住民約130人の約4割が60歳以上。高齢化で公民館主催の納涼祭や旅行はなくなり、催しは七夕とイモ煮会ぐらいになっていた。沈滞ぶりを聞いた学生たちが、公民館の改築を機に活性化に一肌脱ぐことにした。
地域学部では県内各地の歴史や産業、課題を学ぶ。だが、フィールドワークは大学から離れた場所が多く、住民との交流が長続きしないもどかしさを抱えていた。「えんがわ」は、みんなが集まる「縁側」をイメージして名づけたという。
これまで森繁久弥ら出演の映画「喜劇 駅前旅館」の上映会やフォーラムなどをした。夏にはオープンカフェ、秋には月見会をする予定だ。
同会委員長で4年の辻堅太郎さん(24)は「住民の輪に入り、楽しさを分かち合いながら地域にとけ込んでいきたい」と話している。
〈メモ〉 現在のメンバーは10人。茶屋二区の住民代表の6人と話し合いながら活動している。4月末には活動拠点の公民館の玄関に植樹をした。活動内容はブログ(http://engawa−tyaya2.cocolog−nifty.com/blog/)で。