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北海道工業大「雪かき隊」 お年寄りの頼れる助っ人

2009年1月28日

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写真防寒着や長靴を身につけ家の前にたまった雪をスコップやスノーダンプで取り除く雪かき隊員たち=札幌市

 北国の冬場の暮らしで、屋根や軒下に降り積もった雪を取り除く「雪かき」作業は大きな重労働だ。雪かきの苦労を考え、一戸建てをあきらめマンション住まいをする高齢者もいる。

 「雪かき隊」は、高齢者世帯を対象に、学生たちが作業を請け負う助っ人のボランティア集団だ。春は大学周辺で清掃活動をしている学生たちが、「冬場にも何かできることはないか」と始めた。大学側も活動を資金面で支援する「夢プロジェクト事業」に採択している。

 隊は、巡回班と作業班に分かれ、あらかじめ登録している希望世帯の家を週1回のペースで巡回。希望日に合わせ、1軒につき2、3人の作業員を派遣する。雪の量や質で作業時間は変わるが、平均1時間半程度かかる。隊長で工学部3年の下家隆志さん(21)は「結構きつくて、終わった後には、体のあちこちが筋肉痛になります」。

 1シーズンの出動回数が100回を超えた年もある。町内会から感謝状が贈られたり、隊員が食事に招かれて慰労されたりしたこともある。「寒さの中で楽ではないけれど、『ありがとう』の一言で、やって良かったとうれしくなります。これからも受け継いでいきたい」と下家隊長は言った。(志田修二)

    *

 05年度に発足し、現在の隊員は1年生から3年生まで計85人。一方、除雪を希望する登録世帯は、札幌市手稲区にある大学周辺の65歳以上の計22軒。活動期間は12〜3月だが、今季は、例年に比べて雪が少ないこともあり、出動回数は1月22日現在で計6回。

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