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女子栄養大 おいしい「験担ぎ」食 HPでレシピ紹介

2009年2月18日

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 大学受験もいよいよ佳境。「勝負の日はカツを食べて勝つ!」。食事でも験担(げんかつ)ぎをしたいという受験生は昔も今も変わらない。でも、同じ験担ぎなら、体にいいに越したことはない。一石二鳥の験担ぎって、ある?

    ◇

 「受験当日に食べたい朝食は?」。全国農業協同組合中央会(JA全中)は昨年末、首都圏と関西の高校3年生600人に、こんな質問をした。48.7%が「いつもと違う朝食がいい」と答え、具体的なメニューを挙げた。

 1位はやはり、「カツ」。いつもと違う朝食が良いと答えた高校生のうち、3分の1を占めた。

 女子栄養大学栄養学部(埼玉県坂戸市)の三浦理代教授(食品栄養学)は首をかしげた。「胃が、もたれるわよねえ……」。胃に負担がかかるため、油は避けた方がよいという。「食べ慣れないものでおなかを壊しては、本末転倒です」

 とはいえ、豚肉自体は優秀な食べ物だ。良質なたんぱく質やビタミンB1を豊富に含む。ビタミンB1は、ご飯に含まれるでんぷんがエネルギーに変わる時に必要な栄養素。同じ「カツ」でもメンチカツやチキンカツがあるが、豚が一番。朝にカツを食べ慣れているなら構わないそう。

 2位は「ケーキ・お菓子」。三浦さんは「砂糖や小麦粉の糖分で頭が働くようになるけれど、ご飯のようにたくさん食べないですよね?」。続く3位は「魚」。頭の働きを良くすると言われている「DHA」が多く含まれている。魚に含まれる良質なたんぱく質は、ストレスの緩和にもなるのだという。

 しかし、朝に食べて試験場で効果が出るのだろうか? 三浦さんは「効果は、消化されて吸収されてから、です」と話す。食事は、起きて30分後がいいそうだ。起きてすぐは、寝ている間に働いていた副交感神経の影響で食欲がないことが多い。30分たつと交感神経に切り替わって食欲がわき、きちんと食べられる。

 4位以下は、「納豆」(ネバーギブアップ)、「たぬきうどん」(他を抜く)、「ウインナー」(WINNER)など。「気持ちは分かる」と言いたくなる。

 それぞれ重要な栄養分が含まれているのだが、「脳が働くには、いろんな栄養素が必要。験を担ぐにしても、一つだけを食べるのはよくない」と三浦さん。結局、バランスが大事ということのようだ。

 同大は「食事で受験対策」と題し、ホームページで、集中力を高めるメニューなどを紹介している。(原田朱美)

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