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お宝発見

タヌキも憩う新次郎池 東京経済大

2007年05月07日

 東京経済大の国分寺キャンパスの一角に、小さな池がある。うっそうとした木立に囲まれ、木漏れ日が水面に反射する。底に沈んだ木の葉や石がよく見え、澄み切った水が印象深い。

写真憩いの場となっている新次郎池=東京都国分寺市で

 同大によると、キャンパス整備の一環で66年にわき水をせき止めて造られた。整備に尽くし、教職員や学生に慕われた故北澤新次郎・元学長にちなみ、いつしか「新次郎池」と呼ばれるようになったという。03年には「東京の名湧水57選」にも選ばれた。

 周囲は水音が聞こえるほど静か。ベンチが置かれ、学生が物思いにふけったり恋人と語り合ったりする憩いの場だ。近くの住民の散策コースにもなっており、観光客も来る。ボランティアで草むしりをしてくれる住民もいる。

 緑が豊かなせいか、野生動物にとってもお気に入りの場所のようだ。これまでに観察された野鳥はウグイスなど30種以上。タヌキも時々顔を出す。

 大学の図書館に勤める長谷康夫さん(59)も池に魅力を感じている一人。「緑のきれいな春先や紅葉の時期に、ちょくちょく足を運びます。とても気持ちがやすらぐんです」

 <メモ> 5カ所から水がわき出ていると言われ、季節によって水量は異なるとか。一般の人も見学できる。キャンパスは東京都国分寺市南町1の7で、池はキャンパスの東側にある。JR国分寺駅からだと徒歩で13分ほど。

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