2009年11月27日
ガリレオの初版本
自作の望遠鏡で天体を観測し、地動説を主張したイタリアの科学者ガリレオ・ガリレイ(1564〜1642)。秋田大学付属図書館には、著作「天文対話」「新科学対話」の貴重な初版本が収蔵されている。1632年に出版された「天文対話」は地動説が取り上げられたため、宗教裁判で禁書とする判決が下った。
これらの本は06年7月、秋田市内に住む収集家から寄贈された。同時に、イタリア国定版の「ガリレオ・ガリレイ全集」21冊などが贈られた。
ガリレオが天体に望遠鏡を向けたのは1609年とされる。満400年にあたる今年は世界天文年だ。同大は公認イベントとして市民向けの天体観測会を開いている。図書館でも7月、「天文対話」などのコレクションや、研究書を展示した。
同大の図書館・情報推進課の碇子洋行課長は「今後も企画展などでPRするほか、本の電子化も検討したい」と話している。(加地ゆうき)
◇
付属図書館の開館は、平日が午前8時半〜午後9時、土日祝は午前10時〜午後5時。ガリレオコレクションは、申し込みをすれば閲覧することができる。問い合わせは付属図書館(018・889・2279)へ。
ここから広告です
広告終わり