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日本最初の計量カップ・スプーン 女子栄養大

2011年2月11日11時12分

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写真:現在普及している5cc、15ccのほか、30cc(右列・上)もあった(女子栄養大提供)拡大現在普及している5cc、15ccのほか、30cc(右列・上)もあった(女子栄養大提供)

 多くの家庭で料理に使われている200ccの計量カップと、15cc、5ccの計量スプーン。普及のきっかけとなった試作品が、女子栄養大の坂戸キャンパス(埼玉県坂戸市)にある。同大設立者の故・香川綾さんが、尺貫法やメートル法が混在していた48(昭和23)年に試作。NHKの料理番組で「カップ1、大さじ1」と表現してもらうなどして、普及に努めた。

 香川さんは医学を学び、昭和初期に東京帝国大学(当時)の医師のもとで脚気を研究した。脚気を防ぐビタミンB1が豊富な胚芽(はいが)米のおいしい炊き方や栄養価、摂取の効果などを調べ、食と健康に関心を深めた。

 料理学校にも通ったが、作り方の説明は「(調味料を)ほどほどに加え」といった表現が中心だった。そこで、分量を数字化するため料理を研究室に持ち帰り、調味料の割合などを計算して記録。「誰もがおいしく、栄養面でも優れた料理を作れるように」との思いが、計量カップとスプーンの考案に結びついたという。(三島あずさ)

    ◇

 計量カップとスプーンの試作品は、同キャンパス内の「香川昇三・綾記念展示室」で展示されている。開館時間は、平日午前9時10分〜午後5時、土曜は正午まで。問い合わせは同展示室(049・284・3489)。

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