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千葉商科大学・学長 島田晴雄氏

2008年7月1日

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写真千葉商科大学・学長 島田晴雄氏

 常に笑顔を絶やさず、学生とのコミュニケーションを大切にしているという島田学長に2009年度に新たに開設を予定しているサービス創造学部の話題を中心に、80周年を機に変革する千葉商科大学について聞いた。

■日本を支え、世界に羽ばたく進化する大学

 千葉商科大学は80年の伝統ある実学の大学です。本学の教育が目指す人間像は、明るく、人にやさしく、たくましい若者です。楽しい家庭も、力強い企業、明るい社会もこのような若者抜きにはありえません。千葉商科大学はまさに“日本を支える”大学なのです。本学の学長に就任して1年あまりが過ぎましたが、私は「進化する大学」を常にめざしています。新しいものを作り上げることに興味ややりがいを感じる若者はぜひ千葉商科大学にきてください。私たちはチャレンジ精神あふれる若者とともに新たな歴史をつくります。

■新学部「サービス創造学部」

 2009年4月、千葉商科大学は新学部「サービス創造学部」を開設します(届出中)。日本は他の先進国と同様に、工業輸出立国から成熟化した生活立国に移るというメガトレンドのさなかにあります。社会の多様なニーズを満たす豊かさを実現するためには、サービスの量でなくさまざまな質のサービスが必要とされています。サービス創造学部では観光、交通、スポーツ、エンターテイメント、ファッション、健康サポート、資産運用、小売、流通、ファミリーサポート、経営サポートなどのサービス産業を含むさまざまな分野で活躍する優れた能力を持った人材を育成します。また,サービス分野で新しい企業を立ち上げるベンチャー起業家の育成もめざしています。これらの目標を実現するために、サービス創造学部は各サービス分野を代表する約30社の先進企業(公式サポーター企業)と連携し、新しい学び方を導入することにしました。入学当初から多くの企業の躍動を感じながら、マーケティング・経営学・経済学・財務会計・情報などを基礎から応用までしっかりと学ぶことができます。また、学生たちの主体的な活動もカリキュラムを通じて支援します。

■創立以来、実学を重視した独自の教育展開

 本学は、わが国の社会科学の発展に大きな影響を与えた文学博士遠藤隆吉が、倫理ある商業人の育成を目標に1928年に創立した巣鴨高等商業学校にはじまり、今年2月に創立80周年を迎えました。創立以来、遠藤隆吉が掲げた教育理念を基に、高い理想と総合的な視野を備えた「治道家」の育成をめざし、実学尊重の教育を実践してきました。

 実学教育の基礎となるのが伝統ある商経学部です。商学、経済学、経営学の3学科により、経済社会のリーダーを多数輩出してきました。また、2000年には、政策情報学部を開設しました。政策情報学部では「政策経営」「環境」「IT社会基盤」「文化・表現メディア」の4コース制により、幅広い視野とIT活用能力、問題発見・解決能力を養う実践的な教育を提供しています。2009年にはサービス創造学部が加わり、新しい実学教育への進化がまた一歩進むことになります。

 国際化にも力を入れており、米国、中国、韓国の大学と交流協定を締結し、語学研修等はもちろん、上海立信会計学院とは協同コースも開設しています。

■地域に貢献する大学

 千葉商科大学は千葉県市川市の小高い丘の上に位置しています。官学協同の観点から、本学は市川市と地域活性化に向けてさまざまな形で取り組んできましたが、本年5月に包括協定を締結し、これまで個々の部門で行われていた連携を再編成し、有機的に事業を展開する予定です。具体的には、「ICT(情報通信技術)」、「文化・国際」、「スポーツ振興」、「環境」、「産業振興・まちづくり」、「災害」の6分野について、双方のインフラや人的資産などを活用し、地域の発展に貢献します。

■時代を先取りした、いきいきとしたキャンパスへ

 本学は、千葉県内の大学としては初めて、環境マネジメントシステム(ISO14001)の認証を学生主導で取得しました。学生と教職員が共同でキャンパス内の環境問題に取り組んでいることや、小中学校での環境教育などの地域活動は高く評価されています。キャンパスには緑豊かな樹木が広がり、屋上緑化をすすめるだけでなく、雨水・井戸水をトイレ洗浄や屋上植栽への散水に利用しています。温室効果ガス削減をめざし、2010年までに二酸化炭素の排出量を10%削減(1990年度比)する目標を掲げ、太陽光発電の導入や重油ボイラー全廃など、学生と教職員が一丸となって「エコキャンパス」実現をめざしています。

 また本学では、次世代ネットワークサービスを実現するための情報インフラを整備しています。超高速10ギガbpsの通信速度をもつインターネット回線は、日本の大学でも数少ない非常に優れた環境です。デジタルスタジオでの番組収録、作品づくりのための機材やソフト、高速ネットワーク網を利用したインターネット放送を実施する環境も整っています。こうした優れたIT環境のなかで、学生たちが入学式や卒業式などをリアルタイムでネット放送しています。

 充実した教育環境を提供するとともに、楽しいキャンパスライフをめざして、さまざまな施設の改善にも取り組んでいます。たとえば、垣根を取り去り、芝生に座っておしゃべりが楽しめるようになりました。キャンパス内に3連のピッチングレーンを設置したほか、ゴルフのアプローチ練習場もオープンしました。

 学生の皆さんとコミュニケーションを深めるために、学生と直接対話する学長トークインの開催や、「学長ゼミ」も開催しています。また、学長ブログも続けています。このブログから私の大学教育への情熱を学内外へ発信しています。是非千葉商科大学へお越しください。日本の新しい大学教育はここからはじまります。

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