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インターン、やるなら前向きに

2009年5月29日

写真明治大学の就職情報掲示板。インターン、求人情報などが、ぎっしり並ぶ

 ここ数年、学生が企業で就業体験をするインターンシップが急増している。特に今年は大盛況。すっかり定着したことと、就職難に対する不安が感じられる。

 全国の大学3年生の3割強がインターンシップを経験するという。もともと、就職活動を始める前の学生が参加するものだったが、就業体験とは名ばかり。学生も企業も「就活」を意識する。

 「企業に下心がないはずがない」と、就職情報会社関係者は語る。企業イメージをすり込むだけでなく、参加者に内定を出す、選考上優遇するなどの例もある。学生も就活の練習だと思って受ける。これが、就活早期化の温床になっているとの批判もある。

 やり方も多様化している。セミナー形式、ゲーム形式で半日のもの、ウェブで行われるものなどもある。「どこが就業体験か」とツッコミたくなるが、学生はそれもインターンシップと思っている。

 大人の建前と本音に初めて接する機会だが、学生も、やるならば受け身ではなく、前向きに利用しなければ意味がない。もっとも、参加する、しないを決めるのはあなた自身。なぜインターンシップなのか。いま一度考えてみよう。

プロフィール

常見陽平(つねみ・ようへい)

 人材コンサルタント会社「クオリティ・オブ・ライフ」チーフプランナー。一橋大学卒業後、玩具メーカーなどで採用活動を担当。「三年で会社を辞めたら損ですよ!」など、キャリアに関する著書がある。

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