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「海のエジプト展」ができるまで

修復された遺物は、慎重に梱包されて展覧会場へと運び込まれます。海のエジプト展には、高さ約5メートル、重さ約6トンの巨大なファラオ像から縦横ともに1センチに満たないウジャト型ビーズまで、大小さまざまな約490点の至宝が出品されます。梱包の方法はそれぞれ異なります。小さなものであれば薄紙で包み数点まとめて木箱やアタッシェケースに似た箱に収納したり、大きいものであればその大きさに合わせた特製の木箱を作って、そこに収めます。車やトラック、飛行機で運ぶときには「揺れ」や「振動」がつきものですので、木箱の中で作品が動かないように固定することも大切です。
展示の際には様々な機械を使います。海のエジプト展では特に、大きくて重い作品が多いのでクレーンを使います。作業はすべてゆっくりと慎重に行われ、専門のスタッフが揺れたり落としたりしないよう細心の注意を払って展示していきます。地震が多い日本では、倒れたり落ちたりしないように展示台に作品を固定することも大切な作業のひとつです。

※展示風景写真はトリノ会場の様子 © Compagnia di San Paolo, Guido Fino

其の1 発見から引き揚げまで
其の2 修復そして研究

其の3 輸送から展示まで

其の4 欧州会場の展示風景
其の5 いよいよ横浜へ
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