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【ENGLISH LEARNING】
英語学習に活かすTOEICテスト(14)By 森 勇作 英語教育コンサルタント 8月から始まった「書くため・話すための文法・語法」の習得を目標にした第2タームも6回目となりました。ここでもう1度、新TOEIC TESTのPart 5〜7の概要をおさらいしておきます。 Part5:短文穴埋め問題(40問) Part6:長文穴埋め問題(12問) Part7:読解問題(48問) すでに数回にわたって取り上げてきたPart5の代表的な文法問題に続いて、今回からは新TOEICになって初めて登場したPart6の攻略法を見ていきます。なお、Part7については、第3タームに入る12月から始める予定です。 では、早速例題に挑戦してみましょう。下記の手紙文の空欄に入る適語を (A) 〜 (D) の中から選んで下さい。
Robert Simmons 【解説と正解】 1.選択肢を見れば関係詞の問題だと分るはずです。直後に動詞があるので空所には主語になる関係代名詞を入れます。文脈から修飾すべき名詞はthe positionなので正解はB。 2.「〜に詳しい、精通している」の意味に近い語句が選択肢に並んでいます。Aは、「専門的知識」の意味なので不適。Bは、「私=知識」になり不適。Dは、 be used to であれば「〜に慣れている」の意味になるが、 "to" が欠けているので不適。従って正解はC。 3.空所の後の文型をみると、S+V, S+V となっていることから空所には接続詞が必要になるため、BかCに絞られます。文脈から考えて逆接の意味なので正解はC。 4.動名詞関連の知識を問う問題です。 look forward to ...ing の形を覚えていれば、正解はAだと気付きます。ちなみにこの場合のto は不定詞ではなく、前置詞であることに要注意。 【Part6の出題傾向】 このようにPart6では、1つの文章内に4つの問題が入っています。ただし、近々1つの文章内に出題する問題数が4問から3問に変更される予定です。それに伴い文章の数が増えますが、Part6全体の問題数12問は変わりません。 一見するとPart5の空所補充問題が文章に応用されただけと考えがちですが、Part5とPart6では出題の意図が大きく異なります。 Part5では1つの文法、語彙 (い)知識を問う20語弱からなる1文があるのに対し、Part6では1つの文章の中で異なる文法、語彙知識が問われています。つまりPart6では、文脈を生かした内容のある問題に対応できる力が問われることになります。 まだ新TOEICが開始されてから日が浅いため推測の域を出ませんが、Part6で中心になる項目は、以下のものが考えられます。 1)接続詞関連:接続詞、接続副詞 2)指示語 3)比較 4)時制:仮定法を含む 5)語彙:文脈に応じた意味を問う問題 この中から今回は、1)の「接続詞関連」の設問に焦点をあててみました。 【接続副詞とは?】 英文を書く頻度が増すにつれて、文と文をつなぐための語句に関する知識が必要になってきます。論理的な文章にするため、説得力を増すため、文章を生き生きとさせるためなど理由はさまざまですが、上級者ほど節と節、文と文、段落と段落をつなぐ語句の使い方に習熟することが要求されます。 こうした点を踏まえて、TOEICでも接続詞関連の語句が出題されるようになったのだと推測できます。今回は品詞としては副詞ですが、等位接続詞のように2つの節/文をつなぐ働きがある「接続副詞 (接続詞の役目をする副詞) 」について説明します。以下、意味の上から分類できる代表的な接続副詞を列挙します。 ●逆説:nevertheless, instead, on the contrary, conversely, however ●因果関係:thus, therefore, consequently, accordingly, as a result ●追加:moreover, furthermore, besides, in addition ●結論:in conclusion, in short, after all これらの接続副詞は、 "Moreover, S+V..." のように文頭に置いて容易に使うことができます。さらに、文章の流れをスムーズにする役割があるので、長めの英文を書く際には積極的に使うことを心掛けてみましょう。 【TOEIC形式問題】 全面的に変更されたPart6の形式に基づく、接続詞関連の問題に挑戦してみて下さい。制限時間は3分、正答率75%が目標です。 ANNUAL OFFICE PICNIC This is just a reminder that the second annual Mimbley & Sons Taxidermy Supply Co. office picnic is this Saturday starting at noon! 1. 空所の後が "S+V, S+V"となっていることと、文脈から逆説の接続詞が入ることが分かります。Aは前置詞であることに注意。正解はB。 2. 文脈から空所の後は、空所の前の内容に対する理由なので、理由を表す接続詞を選びます。正解はD。 3. 文脈から空所の後は、空所の前の内容に対する条件なので、条件を表す接続詞を選びます。正解はA。 4. 文脈から、情報を追加していることが分かるので、正解はA。 (毎月第1週・第3週に掲載します) Asahi Weekly, October 15, 2006より
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