富山市ファミリーパークは6月17日、特別な出産を祝った。人工繁殖に取り組んでいる絶滅危惧種のニホンライチョウのひな2羽が孵化(ふか)したのだ。

 飼育されたニホンライチョウの卵からひなが生まれたのは日本では19年ぶり。

 石原祐司園長は18日に開いた記者会見で、「よくぞ生まれてきてくれたと感謝している」と話し、政府支援の人工繁殖事業で待ち望まれた瞬間の喜びをかみしめた。

 ニホンライチョウは、ライチョウの仲間で、国の特別天然記念物に指定されている。

 前回人工繁殖の取り組みが実を結んだのは、1998年に長野県にある大町山岳博物館でのことだった。