週末にみごとな走りによって陸上短距離2競技で優勝した後、10代の日本人選手、サニブラウン・アブデル・ハキームは、ロンドンで開かれる世界選手権でより大きな成果を狙っている。

 大雨が降る中、この18歳の選手は(リオデジャネイロ)五輪の男子400メートルリレーで銀メダルを獲得した日本代表チームのメンバーたちを撃破。6月24日の大阪で、100メートル走を自己最高の10.05秒で勝利した。

 準決勝進出を果たした北京での世界選手権から2年たった6月25日には、200メートル走を自己ベストである20.32秒で制した。

 陸上競技ファンの関心は、ブラウンを含め、日本の短距離走者に向けられている。100メートル走で10秒の壁を破った日本人の短距離走者はかつていないからだ。一番近くまで迫ったのは、1998年に10秒ちょうどを記録した伊東浩司だ。