世界保健機関(WHO)は10月1日、飲酒量の多い国として通っているロシアで、アルコールの消費量が2003年から2016年にかけて43%減少したと発表した。平均寿命が急激に伸びた主要因になっているという。

 ロシア人は純エタノール換算で年間11~12リットル相当を消費しており、世界的にも飲酒量がきわめて多い国となっている。しかし、WHOの報告書によると、2003年以来の消費減少により、死亡率が大幅に下がったという。

 報告書によると、1990年代には男性の平均寿命が57歳まで落ち込んだが、飲酒量が頂点に達した2003年以降は顕著に上昇し始めた。現在は、男性が68歳、女性が78歳になっている。