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英文メール Do's and Don'ts

何度もメールを出す時は

ロッシェル・カップ 経営コンサルタント

 電子メールでは、短時間にひとりの相手と何度もメッセージのやりとりをしなければならない場合があります。迷惑がられてしまうのに配慮して、日本語では「たびたびすみません」「何度も申し訳ありませんが…」といった常套 (とう) 句を使います。今回はその英語版について考えてみます。

 日本語と同様の雰囲気を出すためには、やはり sorry が適切です。例えば、Sorry to bother you again. (またご迷惑をかけてすみません)、Sorry to keep pestering you. (何度も続けて申し訳ありません)、Sorry to be peppering you with e-mails. (メールを相次いで送ってしまい、すみません) などです。

 特に peppering は面白い表現で、「コショウをかける」が原義で、同じような質問や問い合わせを何度もするような状況で使われます。こうした「スパイスが効いた」動詞を加えることで、多量のメールを送付してしまっている様子が自然に表現できます。

 ただし、文頭の Sorry は自分に非があることを認める場合に使うので、もしそうではないなら、I hope you don't mind answering another question. (もうひとつ教えていただいても差し支えないとですよね) や、There's something else I need to ask. (もう1点お伺いしたいことがあります)、I just thought of another question. (もうひとつ質問があります)、This is something I forgot to include in my last e-mail. (前回のメールでお知らせするのを忘れていたことがあります) といった文をおすすめします。

 これらはいずれも丁寧(ていねい)ではありますが、「メールをたくさん送って申し訳ない」という気持ちは薄れたものになっています。

 また、堅苦しい感じを出さないために、ユーモアを交じえるのも一案です。例えば、メールの冒頭に It's me again! (また、私です!) と書くことなどです。もう少し冗談を込めて、I hope you don't think I'm being a pest! (私のことを邪魔だと思ってほしくないのですが) や I almost feel like we are becoming penpals! (私たちがほとんどペンパルになっている気分です) も、親密さを強調できてよいかもしれません。

 「最後にもう1点だけお願いします」と言いたいなら、Just one more thing! (もうひとつだけです!)、There's just one more thing I need to know. (もうひとつだけ教えてください)、I promise this will be the last question! (約束します。これが最後の質問です) が使えます。これらは本当に最後の質問であることを意味しているので、この後での追加メールは禁物です。

 そして、種々雑多な質問に答えてくれた相手への感謝も忘れてはいけません。Thank you so much for answering all my questions. (私の質問のすべてにお答えいただき、ありがとうございました)、Thank you for putting up with my frequent e-mails. (私からの頻繁なメールにおつき合いいただき感謝します)、I really appreciate all your help. (いろいろ援助していただき本当にありがとうございました) などをメッセージの最後に付け加えましょう。

 ■長らくご愛読いただきました「英文メール Do's and Don'ts」は、今回をもちまして終了とさせていただきます。(編集部)


Asahi Weekly, March 05, 2006より

朝日新聞サービス

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