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「リヒテンシュタイン展」「エル・グレコ展」「手の痕跡展」など11月21日号

2012年11月21日14時45分

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写真【リヒテンシュタイン展】 リヒテンシュタイン物語写真【リヒテンシュタイン展】フリードリヒ・フォン・アメリング「マリー・フランツィスカ・リヒテンシュタイン侯女2歳の肖像」(1836年)  ©LIECHTENSTEIN.The Princely Collections,Vaduz―Vienna写真【エル・グレコ展】「聖ラウレンティウスの前に現れる聖母」1578〜81年ころ、ヌエストラ・セニョーラ・デ・ラ・アンティグア財団蔵  ©FundaciÓn Colegio Na Sa de la Antigua写真【手の痕跡展】オーギュスト・ロダン「考える人」1881〜82年 松方コレクション  ©Norihiro Ueno写真【東京フィルメックス】映画「サイの季節」の一場面

■侯爵家描く漫画が人気「リヒテンシュタイン展」

 東京・六本木の国立新美術館で開催中の「リヒテンシュタイン 華麗なる侯爵家の秘宝」展開催にあわせ、池田理代子さんが書き下ろした侯爵家と美術品の運命をたどる漫画「リヒテンシュタイン物語」が人気を集めている。

 物語は2004年、閉館していた侯爵家の美術館が66年ぶりに開館する場面から始まる。そこからタイムスリップし、16世紀末、初代侯爵カール1世の時代へ。オーストリアの一貴族にすぎなかったリヒテンシュタイン家は、美術コレクションをきっかけに神聖ローマ皇帝と親交を深め、侯爵の位をさずかった。代々の侯爵は、美術品収集を重んじる精神を受け継ぎ、コレクションを守り発展させていく――。

 とりわけ、今回スポットライトを当てられたのが、第2次世界大戦中、コレクションをナチスの手から守った侯爵家美術コレクションのグスタフ・ウィルヘルム館長だ。「命がけで人類の宝を守ろうとした情熱に強く心打たれた」と作者の池田理代子さんは語る。

 漫画は、代々の侯爵の収集品を紹介するカラーグラビアつきで全64ページ、1千円。展覧会場のほか、首都圏を中心とする書店(展覧会HPに一覧を掲載)でも販売している。展覧会は12月23日まで。

 ◆東京ミッドタウンのクリスマスイルミネーションにあわせ、会期末までの金曜午後6時以降に来場した先着100人に、会場で人気のアメリング「マリー・フランツィスカ・リヒテンシュタイン侯女2歳の肖像」の絵はがきをプレゼント中です。

■一画面に現実と架空世界「エル・グレコ展」

 16〜17世紀のスペイン絵画を代表する巨匠と評価されるエル・グレコ。大阪の国立国際美術館で開催中の「エル・グレコ展」(朝日新聞社など主催)では、彼が特に得意とした宗教画が数多く展示されている。

 展覧会監修者のフェルナンド・マリーアス氏は、「エル・グレコの宗教画は、現実の世界と架空の世界を一画面に描き分けて見せる。非常に独創的だ」という。

 例えば「聖ラウレンティウスの前に現れる聖母」では、聖母子の幻を見たという奇跡の出来事を描いているとともに、聖人の信仰心も描き出している。エル・グレコは雲の上に小さく聖母子を描くことで、彼が心の中で見た幻が天上の世界に属する神聖なものだったことを示す。それとともに、地上の聖人が聖母子を仰ぎ見るまなざしで、神を敬い慕う一途な思いも表現した。

 画面を上下に分け、視線の向きや上昇の動きを促す構図で「下から上へ」劇的に演出するエル・グレコ独特の手法は、「受胎告知」や「フェリペ2世の栄光」でも見られる。

 展覧会は12月24日まで。来年1月19日から東京都美術館へ巡回する。

■彫刻家の息吹間近に「手の痕跡」ロダンとブールデル

 東京・上野の国立西洋美術館で開催中の「手の痕跡」展では、フランスを代表する近代彫刻家、ロダンとブールデルの彫刻、素描、版画など約90点が展示されている。国内屈指のコレクションだが、多くは通常、同館の収蔵庫で保管されており、46年ぶりに展示される作品もある。ロダンの「考える人」やブールデルの「弓をひくヘラクレス(習作)」は、同館前庭に通常展示の、サイズが異なる同名の作品との比較も楽しめる。21歳という年の差がありながら互いに影響を与え、信頼関係を築いた2人の手の痕跡から、彫刻家の息吹を間近に感じることができる。

 同館では特別企画「彫刻の魅力を探る」も開催中。技法や材料に焦点をあて、彫刻の新たな見方や楽しみ方を提案している。いずれも来年1月27日まで。

■特別招待作品に『サイの季節』 「国際映画祭 第13回東京フィルメックス」

 国際映画祭「第13回東京フィルメックス」が23日〜12月2日、東京・有楽町朝日ホールなど3会場で開かれる。特別招待作品は、ベネチア国際映画祭で金獅子賞に輝いたキム・ギドク監督の「ピエタ(原題)」やバフマン・ゴバディ監督の「サイの季節」など14本。アキ・カウリスマキ、ビクトル・エリセ、アピチャッポン・ウィーラセタクンら例年以上に豪華な顔ぶれがそろった。

 コンペ部門は、日本の2監督を含むアジアの新進気鋭の監督9人が才能を競い合う。特集は日本との国交樹立が60年になるイスラエルのクラシック映画4本と、生誕100年を記念して木下恵介監督の19本。

 前売り一般1300円など。問い合わせはハローダイヤル(03・5777・8600)。公式サイトhttp://www.filmex.net/

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