天安門
太和門
500年にわたり中国の皇帝の居城として栄華を極めた紫禁城。故宮博物院として生まれ変わる前の清朝末期の姿を撮影した日本人写真家がいました。明治、大正期の日本写真界を代表する写真師小川一真です。義和団事件のあとの1901年、東京帝国大学の建築学者伊東忠太の紫禁城調査団に加わり、華麗で豪壮な紫禁城をくまなく撮影しました。帰国後、立派な写真集「清国北京皇城写真帖」を東京帝室博物院の編纂で出版しました。そしてオリジナルの写真は、東京国立博物館に100年以上にわたり保存されていました。
そのプリントはコロディオン印画にプラチナで調色したもの。100年後の今も変わらぬ美しさを保持しています。この貴重なプリントをまとめて見られのは初めてです。また、100年前の写真集に触発された現代の中国の写真家・侯元超氏が小川と同じようなアングルから故宮を撮影、2005年に故宮博物院から「故宮百年」という写真集を出しました。展覧会には侯氏の写真が19点展示され、小川の写真と競っています。
■「紫禁城写真展」〜100年の時を経て、今初めて明かされる中国皇宮最後の姿
■会期 2008年3月29日(土)〜5月18日(日)
■会場 東京都写真美術館 地下1階展示室
■開館時間 午前10時〜午後6時、木・金曜日は午後8時まで(入場は閉館30分前まで)
■休館日 毎週月曜日、ただし5月5日は開館、翌6日も開館、7日が休館
■入場料 一般700円、学生600円、中高生・65歳以上500円
主催:朝日新聞社
共催:東京都写真美術館
後援:中国大使館、日本中国文化交流会、社団法人日中友好協会、社団法人日本写真協会、社団法人日本写真家協会
企画協力:電通
協賛:アートネーチャー
協力:全日本空輸