田窪恭治さんが制作する様子を眺める来場者ら=三重県立美術館
金刀比羅宮(香川県琴平町)が所蔵するふすま絵などを特別公開する「金刀比羅宮 書院の美」展(朝日新聞社など主催)が4月26日、三重県津市の県立美術館で始まりました。
同宮の文化顧問を務める美術家、田窪恭治さんの作品を展示したスペースでは、制作途中のツバキの絵に田窪さんが約1時間、筆を入れました。
この作品は05年から制作を続けており、釣りざおにパステルをつけた独自の筆を使って色を付けたり、満足のいかない部分を削ったりしました。
愛知県岩倉市の主婦、松下美津子さん(49)は「田窪さんが制作している姿はテレビで見たことがあったけれど、実際の現場を見て、じっくりと作品に向き合っているのがわかった」と話しました。
田窪さんは「場所が変わって勝手が違ったけれど、良い感じで入っていけた」と初日の制作に手応えを感じているようでした。