賢い暮らしを実現!これからの賃貸併用住宅の注意点を専門家に聞きました

賢い暮らしを実現!これからの賃貸併用住宅の注意点を専門家に聞きました

今、話題の賃貸併用住宅

賃貸併用住宅とは、自宅スペースと賃貸スペースを組み合わせた住宅のこと。家賃収入が老後資金の足しになるほか、相続税の節約になるとされています。一方、少子高齢化で人口減少が進むなか、先行きは楽観視できない面もあります。
資産価値の高い賃貸併用住宅とは? 賃貸経営のリスクとその回避法とは? これから賃貸住宅を経営していく際の注意点について、NPO法人日本地主家主協会の理事長・手塚康弘さんに聞きました。

手塚 康弘 手塚 康弘 NPO法人日本地主家主協会 理事長
不動産鑑定士
宅地建物取引士
不動産証券化協会認定マスター
賃貸併用住宅のメリット・デメリット

賃貸併用住宅とは どのようなものですか?

所有している土地に自宅とアパートの併用住宅を建て、賃貸収入をローン返済に充てたり、実家を二世帯住宅に建て替え、将来的に賃貸として貸したりするなど様々なケースがあります。

・所有地に賃貸併用住宅を建てる・将来的には、二世帯住宅を賃貸に

賃貸併用住宅の資金計画は?

①建築費 ②借入金額(自己資金) ③ローン返済額(期間、金利) ④家賃収入 ⑤諸経費(賃貸経営の経費、税金等) ⑥修繕費を把握しましょう。建築年数の経過による家賃低下も想定し、長期間における「事業収支計算」をして、チェックすることが重要です。

長期事業収支計画が必要

賃貸併用住宅を建てる際、特に留意する点は?

建設地の「賃貸マーケット状況」を調査し、地域にあったプランをたてることが大切です。例えば、近隣に大学や専門学校があると、学生向けのワンルームを検討しがちですが、すでに過剰供給になっていることも。その場合はファミリーやDINKS を対象とした物件が不足していると考えられるので、これらをターゲットにしたプランを検討する必要があるでしょう。建築する地域の賃貸需要を調査することは、空室のリスクを軽減するためにも重要なことです。

例えば文教地区などの場合

賃貸併用住宅を建てる際、工夫する点は?

ターゲットに合わせたコンセプトを決めることが大切です。

・小さなひと工夫で特徴を出す
例)ロフト付き、書斎コーナー、棚をつくってパソコンが使えるスペース
・内部設備を充実させる
例)インターネット無料、浴室換気乾燥機、宅配ボックス、 ウォークインクローゼット
ターゲットに合わせたコンセプトを決めることが大切です。

一番大切にすることとは?

一番大切にすることとは?

「将来的には、二世帯住宅にしたい」「老後が心配なので、生活費を賄えるようにしたい」「自分の趣味を満喫できるスペースを確保したい」「節税を重視したい」等、ライフプランは人によって様々。その中で、将来的に求めることの優先順位を付け、それに基づいてプランニングしていくことが大切だと思います。住宅は高価な買い物ですので、後悔しないためにも、しっかり考えて計画を立てましょう。

ページ上部へ