Life Sippo Project 2012 シンポジウム 〜ペットを守る〜
2012年2月26日、Life Sippo Projectの2回目のシンポジウムを東京・有楽町で開催しました。
私たち人間がペットの命を守るためにできること・すべきことは何なのか、あらためて皆で考えることをテーマとしたシンポジウム。700人の定員を大きく上回る、1650人もの方から参加希望のご応募をいただきました。当日の様子を振り返ります。
なお、このシンポジウムの模様は、3月19日発売の『AERA』および、4月4日の朝日新聞朝刊(東京本社版)に掲載されました。
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2012年のシンポジウムの様子
2012年2月26日に開かれたシンポジウム。
会場の有楽町朝日ホールはたくさんのお客様で埋め尽くされました。

麻布大学獣医学部教授・太田光明先生は基調講演「ペットが人にもたらす効用とは」で、 人とペットのかかわりの長い歴史について語ったほか、ペットを飼う人のほうが飼わない人よりも 日常的な健康問題が少ないという海外の調査データを紹介しました。

女優で歌手の倍賞千恵子さんを迎えたゲストトークでは、倍賞さんが昨年亡くした愛犬との思い出や、 ペットを取りまく環境の改善への思いを語りました。

後半は、環境省動物愛護管理室長の西山理行さん、NPO法人WANWANパーティクラブ代表の三浦健太さんを加えた パネルディスカッションに移りました。 現在改正が進められている動物愛護管理法については西山さんが説明。 子犬を親から引き離すタイミングを定める「週齢規制」についても、審議が進んでいるようです。 また、東日本大震災で被災したペットの現状についても報告がありました。

被災した犬をはじめ保護犬のシェルターを運営する三浦さんからは、「もしも」に備えた日頃のしつけのアドバイスもありました。
「だれが触っても大丈夫な犬にする」、「飼い主が離れても騒がない」ことが大切だと訴えました。
新しい犬を飼う自信がなかったという倍賞さんは、「年齢に応じた飼い方がある」という三浦さんの話を聞いて、もう一度考え直してみたいと思ったといいます。
散歩やしつけの負担が少ない、おとなの犬や猫を譲り受ける選択がもっと広がることを期待したいものです。

西山さんは昨年の震災で、動物たちに大きな迷惑をかけてしまった人間の一員として「罪悪感」すら感じたと述べました。
動物を飼う人は、命を預かっているという責任感と覚悟を持って真剣に動物に接する必要がある、と改めて認識したそうです。
「最後まで、本当に自分が命をちゃんとみることができるかということを考えて飼わないといけない。友人・知人にも伝えたい」
と語った倍賞さんも思いは同じ。
ゲストの皆さんの熱い思いに、会場のお客様も大きく頷いていました。

今後も、Life Sippo Projectでは、人とペットが幸せに共生できるために、さまざまな情報を発信していきます。


