衣類乾燥機の中で、アロマオイルやエステ系オイルが付いた洗濯物から火が出る事故が多発している。経済産業省は21日、愛媛県で9月23日に事故があり、昨年5月から9件目になると発表した。オイルが乾燥機の熱と空気に反応して高温の熱を発するためで、メーカーはオイルが付いた洗濯物は入れないよう求めている。
経産省によると、愛媛県の事故ではアロマオイルをふき取ったバスタオルを洗濯、乾燥機で乾燥させていたところ、火が出て乾燥機などが焼けた。洗濯後もタオルの繊維のすき間に残っていたオイルが高温の熱を発し、自然発火したとみられる。
8月には大阪府で衣類に付いたオイル、昨年12月には山梨県でタオルに付いたエステ系オイルによるとみられる事故が起きた。9件の事故は一般家庭よりエステサロンやエステティシャン養成学校で目立ち、経産省は業界団体を通じて注意を呼びかけている。
シンナーやガソリンでもこうした事故が起きる恐れがあり、メーカーは取り扱い説明書で警告している。